神木隆之介（29）が7日、東京・渋谷のNHKで、主演する23年度前期連続テレビ小説「らんまん」（4月3日スタート、月〜土曜午前8時）の取材会に出席した。
高知出身の植物学者、牧野富太郎の人生をモデルにしたオリジナルストーリー。約1カ月後に放送開始を控え「皆さまの朝の日常のような、なじみのある作品になれたら」と意気込み。モデルとなる牧野富太郎の印象については「豪快なイメージ。細かいことは気にしないけど、草花のことになると一点集中。周りの人に手助けされていて、愛されている方なんだろうな」と語った。
1、2週目は万太郎の幼少期が描かれ、神木は2週目の最後に初登場する。舞台となる高知でクランクインすると、「歓迎してもらった」と県民のもてなしに感謝した。
万太郎の母、ヒサを演じる高知出身の広末涼子（42）は「高知の人は愛県心が強い。私が飛行機に乗って帰る時は、誰彼構わず『お帰り』と言ってくれます」と笑顔で明かし、「神木さんもそろそろ言われるようになると思う。第2の故郷にしてもらえたら」と呼びかけた。神木は「いいんですか？ よろしくお願いします」とうれしそうな表情だった。
子役の森優理斗（9）松坂慶子（70）も登壇した。
