スズメバチは黒いものを標的にすると言われているため、黒い服を着ている方はまず要注意です。なぜかというとスズメバチの点滴であるクマが黒い色をしているためと言われています。また香水をつけている人も危険です。香水は動物にとってはフェロモンと間違えられることがあり、恰好の標的となってしまいます。山に入る際には香水は付けてはいけないと知っておきましょう。
スズメバチの威嚇行為を知っておく
スズメバチは敵が近寄ってくると、顎をカチカチと鳴らして威嚇をします。これは周囲の仲間に攻撃準備を整える合図のようなものです。もし気付かないうちにスズメバチの巣などに近寄ってしまった場合は刺激をせずにすぐに立ち去りましょう。スズメバチは低い場所はなかなか見えない性質があるので、逃げる場合には頭を低くすることがポイントです。
もし刺されてしまったら、、、
もし刺されてしまっても動揺しないことが大切です。刺されたからと言って絶対に死亡することはありません。スズメバチに刺されて亡くなる方の原因はショック死です。まずは気持ちを落ち着かせることが大切です。まず刺されてもスズメバチを追い払うような行為はしない、二回目の攻撃を避けるためです。すぐに立ち去り、集団攻撃を避けてください。刺された箇所を見つけて患部を指でつねるようにして押し出して毒を出してください。口で吸い取っても良いです。一番のおすすめは水で流すこと、またお茶があればお茶を患部にかけて洗い流してください。お茶には成分のタンニンが毒を不活性化させる作用があります。都市伝説としておしっこをかけると効果があると言われますが、これは大きな嘘です。
知らない山には入らない
一番大切なことは整備されていない、知らない山には入らないということです。公園などはしっかりと市町村などによって整備されているため、鉢の駆除などはしっかりとされていますが、そうではない山間部は人の手が入っていないことが多くあります。不用意に山菜取りや登山などで知らない山に入らないようにしましょう。それ相応の経験がないとケガのもとになるということです。
