清野菜名&松坂桃李共演の青春映画 実写版「耳をすませば」 日テレ系「金曜ロードショー」で地上波初登場

漫画家、柊あおいが連載し、後にスタジオジブリがアニメーション映画化したことでも知られる名作漫画「耳をすませば」の実写版が5月10日、日本テレビ系「金曜ロードショー」(金曜後9・0)で地上波初放送されることが決定した。女優、清野菜名(29)が主演し、俳優、松坂桃李(35)が共演した甘酸っぱくも深く心を揺さぶられる青春映画だ。

同漫画は1989年に、雑誌「りぼん」で連載、95年にスタジオジブリによるアニメーション映画が公開され、いまなお色あせない青春映画の金字塔となっている。2022年に清野の主演で初めて実写映画化された。清野が大人になった主人公の月島雫役、雫と深く関わる天沢聖司役を松坂が演じる。

実写映画では、漫画・アニメーション映画でも描かれた中学生の頃の甘酸っぱい青春時代から、夢を追い続けた10年後の成長した2人の恋の行方、お互いに約束した夢に向かって進み続ける葛藤の物語が描かれている。

雫の中学時代からの友人・杉村竜也役を俳優、山田裕貴(33)、原田夕子役を女優、内田理央(32)が演じ、アンティークショップ「地球屋」の主人役で俳優、近藤正臣(82)が登場するなど、人気・実力を備えたキャストが脇を固める。監督・脚本は、映画「ROOKIES−卒業−」(09年)などを手掛けた平川雄一朗(52)。主題歌「翼をください」は女優、杏(38)が歌っている。

また、放送前週の5月3日には「耳をすませば」から派生した物語のスタジオジブリのアニメ作品「猫の恩返し」(02年)を金曜ロードショーで放送。猫の人形・バロンと猫のムーンは2週連続の登場となる。

★ストーリー

読書が大好きで元気いっぱいな中学生の女の子・月島雫(安原琉那)。彼女は図書貸出カードでよく見かける、ある名前が頭から離れなかった。天沢聖司(中川翼)―全部私よりも先に読んでる―どんなひとなんだろう。あるきっかけで〝最悪の出会い〟を果たした2人だが、聖司に大きな夢があることを知り、次第にひかれていく雫。

聖司に背中を押され、雫も自分の夢を胸に抱くようになったが、ある日聖司から夢をかなえるためイタリアに渡ると打ち明けられ、離ればなれになってもそれぞれの夢を追いかけ、また必ず会おうと誓い合う。

それから10年の時が流れた1998年。雫(清野菜名)は、児童書の編集者として出版社で働きながら夢を追い続けていたが、思うようにいかずもがいていた。もう駄目なのかもしれない―そんな気持ちが大きくなるたびに、遠く離れたイタリアで奮闘する聖司(松坂桃李)を思い、自分を奮い立たせていた。

一方の聖司も順風満帆ではなかった。戸惑い、もどかしい日々を送っていたが、聖司にとっての支えも同じく雫であった。

ある日、雫は仕事で大きなミスをしてしまい、仕事か夢のどちらを取るか選択を迫られる。答えを見つけに向かった先は―。

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