ルフィは意外と「負け」多め? 『ワンピ』過去に「勝てなかった」敵にニカ化で対抗できるのか

ルフィは意外と「負け」多め? 『ワンピ』過去に「勝てなかった」敵にニカ化で対抗できるのか

画像は「ONE PIECE エピソード オブ ルフィ 〜ハンドアイランドの冒険〜」DVD(エイベックス・ピクチャーズ) (C)尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション

(マグミクス)

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今のルフィなら勝てるかも?

『ONE PIECE(ワンピース)』の主人公「モンキー・D・ルフィ」は、これまで数々の敵を倒してきましたが、なかにはルフィが「勝てなかった」敵も少なくありません。これまでにルフィが敗北したキャラクターを振り返るとともに、現在のルフィが彼らと戦ったらどうなるのか考察します。

 元海軍大将の青キジこと「クザン」は、初登場の際、「ヒエヒエの実」の能力で麦わらの一味を窮地に追い込みました。コミックス34巻320話では、「悪魔の子」と呼ばれる「ニコ・ロビン」を危険視したクザンは、ロビンだけでなくゾロやサンジも氷漬けにします。ルフィは仲間を守るため、クザンに一騎打ちを挑みますが、当時のルフィとクザンではかなり力量差があったため凍らされてしまうのでした。

 また、ルフィはクザンとの戦い以上に命の危機にさらされたこともあります。コミックス55巻535話で、大監獄「インペルダウン」の署長(現在は副署長)である「マゼラン」とのバトルによって、ルフィは戦闘不能に陥りました。

 マゼランは「ドクドクの実」を食べた悪魔の実の能力者であり、その毒は触れるだけで命取りになるほど強力なものでした。マゼランの毒を浴びてしまったルフィは息も絶え絶えな状態に追い込まれます。その後、獄中で出会った革命軍幹部の「エンポリオ・イワンコフ」の「ホルホルの実」の治療のおかげで、九死に一生を得ました。

 ほかにも、ルフィには精神的な暗示にかかりやすい、という特徴もあります。直接対決をしたわけではないものの、「ペローナ」の「ホロホロの実」の能力にいとも簡単にネガティブ化したこともありました。コミックス46巻448話で、ペローナから「ネガティブホロウ」を喰らったルフィが「もし生まれ変わるのなら…おれは貝になりたい 最低だ……死のう」と落ち込むシーンがあります。

 これは普段のルフィなら絶対に口にしないであろうセリフなので、ルフィがいかに暗示にかかりやすい人物なのかが、よく分かるでしょう。その他にも、元バロックワークスのエージェント「ミス・ゴールデンウィーク」の「カラーズトラップ」と呼ばれる暗示に翻弄される場面もありました。

 では、もしも現在のルフィが彼らに挑むとどうなるのでしょうか。

 海軍大将の黄猿(ボルサリーノ)とルフィが対決が描かれた際は、ニカの姿で巨大化したルフィがおもちゃで遊んでいるかのように黄猿をつかみ、振り回していました。

 黄猿は、クザンと同じ地位に昇りつめるほどの強キャラです。黄猿を翻弄するまで成長した現在のルフィなら、クザンと対決しても惨敗することはないでしょう。

 続いて、マゼランとの再戦です。ルフィは抗体が作られやすい体質のようで、一度受けた毒はもう効かなくなるようでした。そうなると、マゼランの毒に対しても抗体ができている可能性が高いため、「接触したら終わり」というほど厳しい展開にはならずに済みそうです。

 ただ、「ネガティブホロウ」や「カラーズトラップ」といった精神的な攻撃については、ルフィの素直な性格が大幅に変わらない限り、やはり優勢に立つことは難しいかもしれません。

 無敵のイメージが強いルフィですが、過去の勝負を振り返ると、意外にも敗北の経験も多いことが分かります。今後の展開で、かつてルフィを負かした敵と再バトルすることはあるのでしょうか。

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