ガーシー容疑者 若狭勝氏が解説「常習的脅迫で起訴できるかが大きなポイント」 保釈獲得へ最低限の捜査協力と推察

ガーシー容疑者 若狭勝氏が解説「常習的脅迫で起訴できるかが大きなポイント」 保釈獲得へ最低限の捜査協力と推察

 帰国後に逮捕され、笑みを浮かべて連行されるガーシーこと東谷義和容疑者=4日、成田空港

(デイリースポーツ)

 元東京地検特捜部副部長・若狭勝氏が6日、TBS系「ひるおび!」にリモート出演。動画投稿サイトで芸能人や会社経営者らを脅迫したとして、滞在先のUAEから帰国した4日に暴力行為法違反(常習的脅迫)などの疑いで逮捕され、この日送検された前参院議員のガーシー容疑者(51、本名・東谷義和)の今後の動きや方針を推察した。

 若狭氏は「保釈を勝ち取るということが容疑者、弁護人の一番直近の目的。起訴されたらただちに保釈を勝ち取るためには事実関係をある程度きちんと話すっていうことがないと、なかなか保釈になりにくいという傾向がある。保釈を勝ち取る程度の事実関係、あるいは協力姿勢はしようということであって、さらに全貌というかすべて話すというところまで今思っているかというと、必ずしもそうとはいえない」と、最低限の供述はするだろうと予測。

 この日一連の動画配信による1億円以上の広告収入が明らかになったが「1億円の収益があったとかいう極めてセンセーショナルな話などはやはり控えめに供述していくというのがおそらく今の立場。保釈を狙えるための供述、しかしながらあまりにもすべてを話してしまうと裁判では非常に不利になって、場合によっては実刑というようなことも起こりかねないということで、その辺のバランス的な線引き」をするのではないかと見通した。

 さらに若狭氏は、常習的脅迫で起訴できるかどうかが重要だと指摘。「今のところ訴え出ている被害者が3人ということで、3人だと常習的というところまで行くか行かないか、ちょうど微妙な人数。やはり裁判において常習的脅迫で起訴されたということになると、保釈の点でもなかなか認められない方向にはいきますし、裁判においても常習的脅迫ということになると、それだけでもかなり重い部類にはなっていくんで、常習的脅迫で起訴されるかどうかというのが、かなり今後の大きなポイントだと思います」と解説した。

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