男女逆転「大奥」シーズン2 蘭学者・青沼の補佐・黒木役は玉置玲央「光栄」大奥入り→医学の道

男女逆転「大奥」シーズン2 蘭学者・青沼の補佐・黒木役は玉置玲央「光栄」大奥入り→医学の道

ドラマ10「大奥」Season2で黒木役を演じるのは玉置玲央。Season1最終回にサプライズ登場(C)NHK

(スポニチアネックス)

 “男女逆転の大奥”を描き、SNS上で話題を集めたNHKドラマ10「大奥」(火曜後10・00)は14日、第10話が放送され、「Season1」が完結。今秋オンエアされる「Season2」で蘭学者・青沼の補佐につく黒木役を演じる俳優の玉置玲央(37)がサプライズ登場し、放送をもっての新キャスト発表となった。

 原作は「西洋骨董洋菓子店」「きのう何食べた?」などで知られる漫画家・よしなが氏が、隔月刊誌「MELODY」(白泉社)に2004年8月号から21年2月号まで連載した同名人気作。3代将軍・徳川家光の時代から幕末・大政奉還に至るまで、男女が逆転した江戸パラレルワールドを紡ぎ、センセーションを巻き起こした。ジェンダー、権力、病など現代社会が直面する課題を大胆な世界観で鮮やかに描き、全19巻は累計600万部(紙・電子)を誇る。

 過去計3度、ドラマ化&映画化されたが、今回は家光編から幕末・大政奉還まで初めて映像化。脚本は連続テレビ小説「ごちそうさん」、大河ドラマ「おんな城主 直虎」、TBS「JIN―仁―」「義母と娘のブルース」「天国と地獄〜サイコな2人〜」などのヒット作を生み続ける森下佳子氏。主題歌はシンガー・ソングライターの幾田りらが新曲「蒲公英」(たんぽぽ)を書き下ろした。

 「Season2」も引き続き、脚本は森下氏が執筆。8代・吉宗の遺志を継ぐ若き蘭方医たちが奇妙な病「赤面疱瘡(あかづらほうそう)」撲滅へ立ち上がるその後の物語から、女将軍をはじめとした幕府の人々が“江戸城無血開城”のために奔走した幕末・大政奉還の物語を描く。大筋は原作通りのストーリー展開だが、ドラマは「医療編」「幕末編」と銘打つ。

 黒木は赤面疱瘡撲滅へ立ち上がる「医療編」の主要人物。蘭学者・医者の父を持つが、金儲けのことしか考えない父に辟易し、大奥入りを決意。そんな折、10代将軍・徳川家治の治世下で金髪碧眼の蘭学医・青沼(村雨辰剛)と出会い、医学への考えを改め、共に難病解明に尽力していく。

 のちのストーリーに大きく関わる黒木役。玉置は「このような形で『大奥』に参加させていただけることを光栄に思います。作品世界を取り巻く赤面疱瘡という病気との闘い、そして青沼をはじめとするたくさんの人々との出会いを通して、大奥の状況の変化とはまた違った、黒木といういち人間が変化していく様を楽しんでいただけたら幸いです。Season2、どうかどうかお楽しみに」と呼び掛けた。

 「Season1」最終回には、大奥・御三の間奉公として登場した。

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