綾野剛、撮影で使った眼鏡姿で登場「ずっと楽しい現場だった」

俳優の綾野剛が5月10日、大阪市内でおこなわれた映画『最後まで行く』の公開記念舞台挨拶に登場。主演の岡田准一とトークを繰り広げた。

撮影で使用したという眼鏡姿で登壇した綾野は、「矢崎(綾野の役名)が使っていた眼鏡を持ってきました。この髪型で准一さんの隣に立つと執事みたい(笑)」と笑みを見せた。

岡田に憧れていたという綾野は「撮影はずっと楽しかったです。准一さんから学びながら、フレキシブルにみんなで提案し合える環境を准一さんが作ってくれた。このチーム自体がアップデートされていくさまを見るのが幸せでした」と撮影を振りかえった。

岡田の印象については、「准一さんのことをいちファンとして見ていたんですが、最近は国を背負うような真面目な役が多い。でも今回の作品は、(以前のように)飛び跳ねている准一さんがこの作品で戻ってきた感じがして、個人的にはすごくうれしい。でも現場では凄まじい人間力で立たれていて、その背中を追っかけるのは大変だったけど、幸せでした」と主演への信頼感をにじませた。

このほか、撮影の思い出や作品の見どころなどを語ったあと、おもむろに楽屋の裏話を話し始める綾野。「さっきの准一さん、すごくかわいらしくて。ポップコーンを食べてたんですけど、その時点でまずキュンポイントなのに、キャラメル味を食べてたんです。そこもキュンポイント。さらに、味の濃いものだけを選んで食べていて、とてつもなくキュンとしました」と告白すると、会場からは笑いが溢れた。

同作品は、2014年に韓国で公開され大ヒットしたリメイク版。ある事件を発端に極限状態まで追い詰められていく刑事・工藤(岡田)の姿を描いたクライムサスペンスで、謎の監察官・矢崎(綾野)との対決が見どころとなっている。同作品は5月19日より公開される。

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