石原は幸子さんと2002年に結婚し、1男1女をもうけた。この日番組では良純を特集し、良純を良く知る人物として幸子さんがインタビューに登場。幸子さんは子供が生れてから、作家として「太陽の季節」で芥川賞を受賞し、政治家としては衆院議員、東京都知事も務めた慎太郎さんと家族について、驚かされた出来事があったという。
石原家に初めて孫を連れて行った時の出来事。一般的に孫は目に入れても痛くないというほど、祖父は孫に会いたいもの。幸子さんは「良純さんが忙しくて会いに連れて行けてなかったから。でもやっぱりちゃんとお義父さま、お義母さまには子供をちゃんと連れて行きたいと思って。で、一応連絡しておいて連れて行ったんですけど」と出向いたところ、「昼近いのに、お義父さまはお休みになっていて」と慎太郎は寝ていたとした。
「作家だから夜書いていて、朝寝てることが多いから、でも普通せっかく赤ちゃん来たら、“お父さん起きたら?”って言ってくれるのかなって思ったら、“お父さんは寝てます”って言われて」と幸子さん。「お義母さまはお義母さまで、たまたま弟たちの選挙があったみたいで、とにかくちょっと忙しかったみたいで。あんまりお義母さまも興味ないみたいで。あれえーと思って」と振り返った。
結局「そしたらおうちにいらした秘書さんとか家政婦さんとかが、“多分今は難しいと思うから、タクシー呼んであげるから、早く帰んなさい”って言われて帰って来ました」と話した。
スタジオでVTRを見た良純は「俺もあとあと聞いたんだけど、“ひでえ家族だな”と」とぶっちゃけ。「でもそこで、もう二度と縁切りするとかそうでなくて、(幸子さんは)“そんなもんだ”と」と理解してくれたと語った。
幸子さんは再びVTRで「もちろん、(後で会ってからは)凄いかわいがってくれましたよ。喜んでくれたし」と証言。「(神奈川県の)逗子におうちがあったりとかした時は、割とお庭が広かったので、“一緒にキャッチボールしようか”とか、“サッカー、(ボールを)蹴る?”とか庭で」と明かした。