父佐藤浩市「そうなんだ」寛一郎が初舞台で初主演、16年間牢獄に閉じ込められていた孤児役熱演

父佐藤浩市「そうなんだ」寛一郎が初舞台で初主演、16年間牢獄に閉じ込められていた孤児役熱演

「カスパー」の公開稽古前の取材会に登場する寛一郎(撮影・高橋洋平)

(日刊スポーツ)

俳優寛一郎(26)が18日、都内で、初舞台で初主演を務める「カスパー」の公開稽古前に行われた取材会に登場した。

約16年間も世間から隔絶され、地下の獄に閉じ込められていた孤児カスパー・ハウザーを寛一郎が演じる。19日に開幕を迎え「やれることはやった。本当に協力しながらここまでやってきて、初日を迎えられる」と意気込んだ。

初主演で初舞台。さらに最初で最後の舞台という意気込みで立つ。「カスパーの(台)本にほれ込んでいる。カスパーが終わるってことは、僕の中でも(舞台は)いいかなって。ネガティブな意味じゃなくて。本当に恵まれた環境の中でやれている。意気込みでもあります」。続けて「再演があったら」と問われると「再演は絶対に嫌です」と笑って語った。

父は俳優佐藤浩市(62)。舞台をやることを報告すると「そうなんだ」とそっけなく返されたという。「(佐藤が)来てくれるんじゃないですかね、どっちでもいいですけど」と話した。

「カスパー」は19世紀のはじめ、生まれてから約16年間も世間から隔絶され、地下の獄に閉じ込められていた孤児カスパー・ハウザーが主人公。一切の人間的な営みから隔離され、育てられた少年が突然、文明社会の中に投げ込まれる。そこに適合するための教育を受けるが、数年後、謎の死を遂げる。実在の人物を題材にノーベル文学賞受賞作家ペーター・ハントケが戯曲化。寛一郎は最後に「ぜひ劇場に足を運んでください。お楽しみに」と締めくくった。

取材会には、演出のウィル・タケット、首藤康之も出席。「カスパー」は19日から東京・池袋の東京芸術劇場シアターイーストで開幕する。

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