元フィンガー5の晃さん「まちこを中心に猫と音楽で僕は生きている」

【我が家の猫「熱愛宣言」】

 晃さん(元フィンガー5)

 ◇  ◇  ◇

 うちの猫の名は「まちこ」。キジトラの9歳で、ツンデレの女のコ。義理の妹が保護した猫でした。

 親猫とはぐれたのか、まだ目も開いていない生後2週間ぐらいで、手のひらにちょこんと乗っかる小ささ。見た瞬間、その可愛さにやられちゃいましたねー。そして2カ月後にはわが家の猫に。

 日本人の名前にしたかったのと、優しい顔をしていたから、すぐに「まちこ」の名が浮かびました。「まちこ」。いい名前でしょう?

 うちのきょうだいはみんな動物好きで、「フィンガー5」時代に住んでいた東村山の家にも、10匹ぐらいは猫がいたかな。近所の野良猫を保護したりしてね。保護猫を助けたいという気持ちは、その頃から変わっていません。

 その後も犬やウサギを飼ったりしましたけど、やっぱり僕は猫が好き。今ではすっかりまちこ中心で生きています。

 まちこはぬいぐるみがお気に入り。友達のピーちゃんは抱きしめて寝るほど仲良しです。だけど「敵キャラ」のぬいぐるみもいて、ときどき猛烈に攻撃しています。やり過ぎて中綿が飛び出ちゃうほど。それを何度、僕が繕ったことか。でもまあ、まちこのためなら僕は下僕になりますよ(笑)。

 まちこのために高価な猫ベッドとかいろいろ買ったけど、まちこは全然入ってくれません。「猫鍋」がはやったときは特大のボウルを買うためだけにわざわざ合羽橋に行ったのに、入ってくれたのはわずか2、3回。本当にコスパが悪いったらないよね(笑)。

 ただの段ボールは好きなので、僕は猫ハウスを手作りしました。窓をつけたり絵を描いたりしてね。窓からまちこが顔をのぞかせてくれたときは、その可愛さにメロメロ! 苦労も吹き飛びます。

 ライブ活動をしているとファンの方にプレゼントをいただくんですが、中身よりも(?)リボンがうれしいんですよ。なぜって、まちこが喜ぶから。高価な猫じゃらしよりも、リボンのほうがまちこの好みらしいです。

 なので、僕に何かくださるなら、どうぞリボンをお願いします!

▽晃(あきら) 1961年生まれ。1969年、沖縄から上京。きょうだい5人で「フィンガー5」を結成し、73年「個人授業」が爆発的大ヒット。さらに「恋のダイヤル6700」「学園天国」と続けてミリオンセールスを記録し一世を風靡する。その後、一時芸能活動を休止した後、2002年から音楽活動を本格的に再開。現在、定期ライブ活動などで活躍。2月25日(土)「パラダイス・カフェ」(横浜)で「晃ライブ」開催。詳細はオフィシャルブログ「山とネコと音楽と!!」へ。

(日刊ゲンダイ増刊「日刊ニャンダイ2023」より)

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