歌舞伎俳優の中村獅童と、長男の小川陽喜（はるき）くんが５日、都内でＣＧアニメーション映画「スパイダーマン：アクロス・ザ・スパイダーバース」（１６日公開）の日本最速試写会レッドカーペット・イベントに出席した。
米アカデミー賞長編アニメーション賞を受賞した「スパイダーマン：スパイダーバース」（２０１８年）の続編。ピーター・パーカーの遺志を継いだマイルス・モラレスを主人公に、新たなスパイダーマンの誕生を描く。
陽喜くんは、スパイダーマンのコスプレ衣装で登場。歌舞伎の演目でも使用されている紙で作られた“蜘蛛（くも）の糸”を繰り出し「（衣装は）パパからもらいました！楽しいです。（スパイダーマンは）糸を出すところが好きです」とキュートにあいさつした。
獅童は、これまで「スパイダーマン」シリーズで日本語吹き替えを務め、イベントではたびたびコスプレを披露してきた。だが、この日は赤色のスーツで登壇し「コスプレを散々やらせてもらいましたが、もう陽喜に譲ろうかなと。きょうをもちまして終了いたします。陽喜が二代目です」とまさかの“襲名”を宣言し、会場を沸かせていた。
