上沼は昨年2月1日放送回に出演。打ち合わせもなく、仕事がどんどんなくなって引退しようかと考えていることを黒柳にいきなり相談した。「ビックリされたと思うんです。私がビックリしたんです、何でこんなこと聞くんだろうと思って。やっぱり黒柳さんって、そういうオーラをお持ちなんですよ。絶対この方にしか聞けない!今しかない!みたいな感じでお聞きしたら、さりげなく答えていただいて、それが胸にグッと刺さりまして」と感謝。
「やめることなくあれから1年、楽しくやらせていただいておるんです」と元気に報告。喜んだ黒柳に「良かったですねー。仕事はうまくいってますか?」と聞かれると、上沼は「私もう今日はお礼を申し上げないといけないと思って」と涙ぐんだ。
番組では、その1年前のやり取りを放送。いきなり「どうなんでしょう。やった方がいいんですかね」と聞いた上沼に、黒柳が「おやりになった方がいいんじゃないの、あなたのためには。わたくし思いますよ。だってお仕事があるんだったら」と回答。
上沼が「私、言うとおりします!黒柳さんに言われたら、絶対言うとおりします。周囲はね、何かちょっとハラハラしてるんですよ、ほんまに辞めるん違うかと。別に引退なんて言う必要ないじゃないかって言われるんですよ。じゃあ言わないで?」と、すがるように聞くと、黒柳は「何にも言わないで、今持ってらっしゃる番組をやって、そうこうしてるうちにそれが面白ければ他からもまたオファーがあるじゃない」と力づけ。
「この年でありますかね」と心配そうな上沼に「あるでしょう、そりゃあなた面白いもの。ありますよ。おやりになったらいいじゃなーい、私そう思ってますよ」と黒柳は穏やかに励まし続け、上沼は「そうします!」と素直に応じた。
このやり取りを大笑いしながら見ていた上沼が「すいません。もう生意気な」と頭を下げると、黒柳も「かわいらしい」と笑った。