作家でタレントの乙武洋匡氏(47)が16日、ツイッターを更新。徳島・阿波踊りで1万5000円の特等席を設けた話題に言及した。
8月12〜15日開催予定の阿波踊りでは今年、有料演舞場に過去最高の1万5000円のVIP席が設けられることが発表され、波紋を呼んでいる。チケットの過去最高額は6000円で、強気の値段設定に「興行路線に突き進んでいる」といった批判の声が出ている。
こうした声に阿波踊りの実行委員会は「収支が赤字ならないように検討した結果の価格設定」と説明している。
乙武氏はこの経緯を報じる記事を引用し「1万5千円を払ってでも迫力ある特等席で観覧したい人は一定数いるでしょう」と持論を展開。
その上で「そういう意味では、『強気』ではなく適正だと思うし、もっと言えば、『まだ安い』気もします。何より、この手法に舵を切らないと存続自体が危ういという事実に、もっと着目すべきかなと」と私見をつづっている。