お笑いトリオ「ハナコ」が15日、都内で行われた「マガデミー賞2022」授賞式に出席した。
漫画のキャラクターを称える目的で始まったこのアワード。部門を決めず一般推薦で選抜されたノミネート全16キャラからこの日、審査員特別賞以外の5部門の受賞が決まった。
漫画に詳しいハナコは特別審査員を任された。スポーツ漫画からの受賞もあったことから、囲み取材ではおのずとWBCの話になった。
岡部大(33)は「(WBCの試合は)死ぬほど見てます。収録の合間とかでも、その話題で持ちきりですね」と明かした。菊田竜大(35)が「すごいな。(質問が)漫画じゃないんスね」と驚く中、絵やキャラクターデザインが趣味の秋山寛貴(31)は答えをうまく漫画につなげた。
「漫画的要素で言うと、大谷翔平さんはすごい楽しそうじゃないですか。野球がホントに楽しそうって、それこそ、こういった漫画の主人公を連想させますけどね。ホントに漫画の世界から出てきたような。二刀流しかり…」
岡部が「侍ジャパンがね、ホントに漫画の主人公大集合みたいなさぁ、激アツなんだよ。やっぱり見ててホント楽しいですね」と続けると、秋山は「大谷翔平選手が何(の漫画)を読んでるかだけ、調べといてください。何を読んで野球を始めたか」と報道陣に逆質問。菊田は「『ゴーゴー!ゴジラッ!!マツイくん』、読んでんじゃない?」と予想し、岡部も「野球少年はアレ通るもんな」とうなずいた。
注目選手を聞かれると、岡部は「僕はやっぱヌートバー選手。ホントに大好きになっちゃいましたね。人柄も、全力プレーの感じも含めて…。これからもずっと応援したくなるような選手」。菊田は「僕は村上かな。ちょっとね、元気ないですけど、次、準々(決勝)ですよね。〝村神様〟にも本領発揮してほしいですね」とエールを送った。
受賞キャラは以下の通り。
・主演男優賞「BLUE GIANT EXPLORER」(小学館)で世界一のジャズ奏者を目指す宮本大
・主演女優賞「メダリスト」(講談社)で五輪を目指すフィギュアスケーター・結束(ゆいつか)いのり
・助演男優賞「東京卍リベンジャーズ」(講談社)に登場する不良集団の壱番隊副隊長・松野千冬
・助演女優賞「名探偵コナン」(小学館)に出てくる小1少女・灰原哀
・新人賞 ダークファンタジーバトル「ガチアクタ」(講談社)の主人公・ルド
・審査員特別賞「ちいかわ なんか小さくてかわいいやつ」(講談社)のキャラクター・ちいかわ