創立60周年を迎えた日本歌手協会が8日、東京・中野サンプラザホールで「第49回歌謡祭」の第1部を行った。この日と9日の2日間で計5公演を開催する。
伍代夏子と合田道人が司会を務め、田辺靖雄が「紅いハンカチ」、千昌夫が「味噌汁の詩」、瀬川瑛子が「命くれない」などを歌唱した。
公演中、歌手協会創立時から理事を務め、現在も相談役の北島三郎に「特別功労賞」が贈られた。北島の代理として弟子の北山たけしと大江裕がステージに登場し、北島のヒット曲「兄弟仁義」「風雪ながれ旅」を歌唱。北山は北島からの伝言として「ひとえに応援してくれるファンや関係者のおかげです」との感謝の声を紹介。大江は「これからも師匠の背中を見ながら頑張っていきます」と誓った。