YOSHIKI「自分だけの時間ができたら思いっきり泣く」 生配信でHEATHさんへの思い語り涙

 「X JAPAN」のYOSHIKI(年齢非公表)が20日、ニコニコチャンネル、YouTube内の「YOSHIKI CHANNEL」で生配信を行い、10月29日に大腸がんのため55歳で死去したベーシストのHEATH(ひーす、本名森江博=もりえ・ひろし)さんへの思いを語った。盟友の急逝に「まだ消化できてないし、これからも消化できない」と吐露し、サングラス越しに涙を流す場面もあった。

 この日、誕生日を迎えたYOSHIKIは自身が手がけるロックバンド「THE LAST ROCKSTARS」の2ndツアー開幕を翌日に控え、リハーサル中の東京・有明アリーナのステージから生配信に登場。今月11日にHEATHさんの訃報が伝えられて以降、姿を見せるのは初めてだったが、「頭の中が回らない…頑張ってるよ、俺」とまだ心の整理がつかない様子だった。

 この日、今月28日に東京・渋谷のSpotify O-EASTで「HEATH お別れ会-献花式 HEATH Farewell & Flower Offering Ceremony」を開催することが発表された。訃報が発表された際には、HEATHさんの“伝言”として「メモリアルコンサートをYOSHIKIさんにやっていただきたい」と遺族から聞かされたことを明かしていたが、この日は「メモリアルコンサートは多分、もっと全然先になると思う」と説明。「どんなに早くても来年の春」だと明かし、「いろんな考えがあるからそれを全部聞き入れて何がベストなのか決めなきゃいけない。今できる最善のことをするしかない」と語った。

 配信では、ちょうど1年前にHEATHさんが「YOSHIKI CHANNEL」に出演した際の映像も放送された。YOSHIKIはそれをじっと見ながらHEATHさんの訃報を知った時のことを回顧。クラシックツアーのため滞在していた米ニューヨークで連絡を受けたといい、「PATAに電話をかけた。とりあえず日本に行きますって言って、日本に行きました」と振り返った。

 日本に到着し、HEATHさんの遺族からは「明るく送ってほしい。YOSHIKIさんに任せました」と伝えられた。「それが凄くズシンときた」と言い、「HEATHが自分の遺影の写真を選んでいたと聞いた。最後までHEATHとして最期を迎えたと聞いて衝撃すぎて。まだ消化できてないし、これからも消化できないんだろうけど、今できることを考えながら前向きに進もうと」と自分に言い聞かせるように語った。

 「自分だけの時間ができたら思いっきり泣く」と率直な思いを語りながらも、「今はそういう時期じゃないんだよね。そういうことを許される立場じゃない」とYOSHIKI。「HEATHの思い、生きているメンバーの思い、ファンの思い、バンド仲間の思い…たくさんの誤解も生むだろうし非難も浴びるだろうね」としつつも、「自分が矢面に立って、それで前に進むのであればそれでいい」と決意を口にした。

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