音楽ユニット「YOASOBI」が、11日放送のNHK「NHK MUSIC SPECIAL YOASOBI」(木曜後10・00)に出演し、コンポーザーのAyase(29)が創作活動について語った。
昨年、直木賞作家4人が書き下ろした小説を楽曲で表現するプロジェクトを実施。Ayaseは「私だけの所有者」を執筆した島本理生さんと、番組を通じて対談した。
島本さんから「煮詰まった時はどうしていますか?」と問われると、Ayaseは「そのまま煮詰めまくります」と回答。「追い込まないと、音楽は納期が早いので、朝6時までの話をしているみたいな状態になると、いったん空気吸うなというのも、やれても5分とか。このまま進んでいって、できたのものが僕のすべてだし、自分の実力と思うしかないという」と、まっすぐに作品と向き合うという。
一方の島本さんは「ギリギリの中、この分量を普通にやっていたら、絶対に終わらないし、集中力も体力も足りないという時に、久しぶりにワイン1本空けて、無理矢理燃料を投下するような形ですよね」と、酒の力を借りての執筆経験を告白。「あまりしょっちゅうやらない方がいいと思うけど」と苦笑いしていた。