グループは現在、城島茂、国分太一、松岡昌宏の3人。長瀬さん脱退後は、King & Princeの岸優太、SixTONESの森本慎太郎、ジャニーズJr.のAぇ! groupの草間リチャード敬太といった後輩たちが加入して、番組は若返った。
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「長瀬さんという一番人気が抜けた後、3人で新会社『株式会社TOKIO』を創設しました。同時に、福島県の復興を応援する『福島を楽しんでもらう』プロジェクトを始動させ、福島県庁内の企画調整課内に『TOKIO課』が新設されました。番組のDASH村が福島県内にあり、東日本大震災以降、ボランティアに精を出した関係性がプロジェクト化されたものでした」(エンタメライター)
メンバーが福島県、農業と一緒に育んだ歴史や絆は枚挙にいとまがない。今なお真剣に向き合っているため、かつて城島が宴席で一緒になった一般人から、農業にまつわるミーハーな質問をぶつけられたとき、「農業をなめんなよ!」と声を荒らげたという。
「その席には、後輩のKis-My-Ft2の千賀健永さんもいました。一部始終を目撃していて、最初は、城島さんの隣に座った人たちが気を使って、農業にまつわる質問をしていて、城島さんも大人の対応で繕っていたそう。でも、聞くことがあまりにもミーハーすぎたので、態度を硬化させてしまい、千賀さんはドン引き」(前出・エンタメライター)
城島は21年、農林水産省をはじめ厚生労働省、文部科学省、法務省などの関係省庁が推進している「農福連携」のノウフクアンバサダーに就任、広報大使も兼ねている。農福連携とは、障がい者などが農業分野で活躍することを通じ、自信や生きがいを持って社会参画を実現していく取り組み。19年に首相官邸で開催された「農福連携等推進会議」に有識者として出席している城島に白羽の矢が立つのは、自然の流れだった。
バンドから農業までできるシニアアイドルになって早22年。株式会社TOKIOの代表取締役社長でもあり、新米パパでもある。
ジャニーズ創業者のジャニー喜多川氏が逝去(19年7月)して以降、タレントがドミノ式に退所しているが、城島は骨を埋める覚悟か。
(伊藤由華)