2018年4月期に同枠で放送された「ブラックペアン」の続編で6年後の世界を描く。二宮は、シーズン1で演じた天才的な技術を持つ外科医・渡海征司郎ではなく、今作では人も金をももてあそぶ悪魔な世界的天才外科医・天城雪彦を好演している。
<以下、ネタバレあり>
第4話では、患者に危険なオペを施し、巨額の費用を要求する天城の行為は詐欺にあたると、医療訴訟で有名な弁護士・戸島和子(花總まり)が市民団体を引き連れ東城大医学部付属病院に乗り込んで来ることからスタート。その帰りに和子が看護師の花房美和(葵わかな)と言い争っているところを外科医・世良雅志(竹内涼真)が見かけ仲裁に入るが、和子はなんと美和の母親だったことが発覚。そんな中、突然、和子がその場に倒れ込む。対応にあたった世良は、緊急で冠動脈のバイパス手術が必要と判断し、手術を実施。しかし、石灰化が激しい部位があり、やむなく断念することに。治せるのは天城のダイレクト・アナストモーシスのみだが、和子は天城のオペを拒否するのだった。
その後、和子は維新大が開発した医療AI“エルカノ”による保険適用のバイパス手術を受けることにする。果たして、最新AIは和子の命を救えるのか。AI“エカルノ”の指示通り動いていた維新大チームの手に負えない事態が発生。命を救うべく、東城大の外科医・世良雅志(竹内涼真)が手術室に。華麗なメスさばきで手術を進めていく。この回想シーンで天城が世良に手術方法を教えていたことが明かされ、2人で並んでのシーンが映し出されると視聴者からは「エモい」と喜ぶ声が続出。「私服でのシーンは貴重」「世良先生の成長がわかってうれしい」「天城は世良に直接教えてようとしている。背中で教える渡海とは違う」など、さまざまな意見がSNSに書き込まれた。