作家今村翔吾氏(38)が代表理事をつとめる一般社団法人「ホンミライ」の初めての“特別授業”が15日、今村氏の地元・滋賀県大津市の皇子山(おうじやま)中学校体育館で、3年生250人を集めて開催された。
「ホンミライ」は若者に読書や言葉の大切さを伝え、新人作家を支援することなどを目的として昨年3月に設立。全国の言葉や本を大切に思う、学校や自治体・企業との架け橋を目指して活動している。今村氏が代表理事に就き、作家やアナウンサーら6人が理事をつとめている。
1回目の今回は「学校夢づくり+〜作家等との交流事業〜」と題し、TBS井上貴博アナウンサー(38)と元MMB48のフリーアナウンサー村上文香(29)の両理事も参加。「夢や希望を持つことの大切さ」などをテーマにした鼎談(ていだん)や生徒が書いた小説の講評、朗読会を行った。
今村氏は「僕は反省点も含め70点かな。ネットとかも全然ありだし、子どもたちの参加型のやり方はもっともっといろんな方法があるんじゃないかなと思いました。今後も検討していきたい。スタートは大津でしたが、この動きを全国に広げて行きたいですね」と話した。
仕事の合間をぬって東京から駆けつけた井上アナは「いろいろな可能性を感じましたね。今回、リアルでコロナ禍を経て中学生の熱を感じることができて、とてもうれしかった」と笑顔を浮かべた。
元アイドルの村上アナは「思っていたより、中学生って話を聞いてくれているんだなと感心しました。今後はインスタライブでコメントするみたいな感じの、軽いノリで皆さんからコメントをもらってもいいのかな」と話した。