■「なぜか岩本くんのシーンは雨が多かった」
撮影現場は明るかったと言い、村上監督も「何もしなくても仲良くなっちゃうので、良いチームワークで出来たなと思います」と絶賛。「ただ…なぜか岩本くんのシーンは雨が多かった。生見さんの時は風が強かった。大変な思いをして…」と天候は荒れ気味だったことを告白した。
しかし「2人が会う時はピタッと晴れるんですよ。大事なところはパワーを持っているなと思いました」と、岩本&生見の力を絶賛。司会から「雨男と風女だったんですか? そもそも」と尋ねられ、岩本は笑いながら「そうですね、ぎゅっとしたらそうなっちゃいますよね(笑)」と話し、笑いを誘っていた。
■消防士のリアルな訓練は「楽しめた」「堂々と登れてよかった」
撮影現場でのエピソードについて話が及ぶと、村上監督が「岩本くんの訓練のシーン、大きいクレーンをロープで登っていたんですけど、速すぎて追いつけなくて大事なゴールを撮れなくて…。計算外の速さでした」と告白。
岩本は、そんな訓練について「楽しめましたね」と笑顔を見せ、「消防の方のトレーニングを間近で見せていただく機会もないですし、ロープってどんな素材なんだろうとか、ずっと気になってたので。登ってみたいなと思っていても、勝手にコソコソ行くわけにもいかないので、堂々と登れてよかったと思います」と、さすがの発言。
また、生見から「あんなに(訓練を)やられているのに、『全然筋肉痛が来なかった』とおっしゃっていて、すごいなと思いました」と明かされ、「筋肉痛が来なくて残念でした」とがっかり気味な顔を見せた。
■浮所飛貴、“先輩”岩本照の訓練姿に「ひーくんの筋肉はさすがだな」
岩本が演じる蛯原の後輩・児嶋元気役の浮所は、「消防署で練習する時間を設けていただいたんですけど、ロープ登はん、腕の力だけで登るものを練習した時に、岩本くんは5〜6メートルの壁をスイスイ登られていて」と、“先輩”岩本の訓練姿についてコメント。
「僕は登りきれなかったんですよ。それを見て、ひーくんの筋肉はさすがだなと改めて感じました」と尊敬のまなざしで見つめた。
他の救助隊メンバーに訓練の話が振られるも、蛯原の先輩・新堂一馬役の古川は「消防隊のリーダーという立場を利用して訓練をまったくしていなかったので、一切参加していなくて…。皆さん頑張って訓練されていて『ごめんね』と思ってました(笑)」と告白。
さらに蛯原の同期・風間慎一郎役の上杉も「僕もリーダーの補佐としてずっと基本的に横にいたものですから、ロープを登っているのは浮所くんと岩本くんだけなんですけど…」とコメント。
続けて「一回試させていただいたんですけど、50センチくらいしかあがらなかったです。『コツがあるんだよ』ってひーくん言ってましたけど、コツを掴むのも早いし、うっきーもね、結構あがってたよね。2人はすごいなと思いながら見ていました」と岩本と浮所の“訓練姿”を語ると、浮所は「うっきーって呼んでくれるんですか!」とうれしそうな表情を見せた。
■鈴木仁「実は隊が違うので、一人だけ何もしてないんです」
蛯原の同期で、ライバルでもある姫野恒星役の鈴木は、「実は隊が違うので、一人だけ何もしてないんです」と苦笑い。
「着替えて消防車に乗るのも俺だけやってないし、ロープ登はんも撮影しているところを遠目から私服でボケっと見ていて…。試写で見た時に『こういうことやってたんだ』って。岩本くんのいろいろなシーンを見ては、『俺このシーンなくてよかったな』ってちょっと安心しちゃうところもありました(笑)」と明かした。
“救助隊メンバー”の思いを耳にした岩本は、「ありがとうございます。そういう思いを持ってくれているんだと聞けてよかったなと思いました」とうれしそうにほほ笑んだ。