SixTONESの田中樹が、綾野剛主演の日曜劇場『オールドルーキー』(TBS、毎週日曜よる9時〜)の7月17日(日)放送の第3話(『選挙の日2022 私たちの明日』放送のため7月10日は放送休止)に出演することが発表された。田中は、スポーツマネージメント会社「ビクトリー」所属で、深沢塔子(芳根京子)が入社当初からマネージメントを担当しているマラソン界の絶対的エース・秀島修平役で出演する。
本作は、サッカー以外のスキルや経験が何もない、どん底に追い込まれた主人公の新町亮太郎が、一生懸命に新たな目標に向かって生きるヒューマンドラマであると同時に、もう一度娘が誇れる父親になるために37歳の新人が奮闘する家族再生の物語である。数々の人気ドラマで丁寧な人物描写と温かい物語を作り上げてきた福田靖が脚本を担当する、完全オリジナルストーリーだ。
アスリートたちへのリスペクトと共にスポーツが持つ様々な魅力をリアルにお届けするため、実際のトップアスリートたちに緻密な取材を行っている。各話でスポットが当たるアスリートはさまざまだが、それぞれの選手に選手としての葛藤や、自身が所属しているスポーツマネージメントの話などを取材し反映している。また、Jリーガーを演じる綾野のサッカー監修に大久保嘉人の起用や、Jリーグ・日本サッカー協会など、“本物”たちからのサポートが、このドラマにリアルと迫力を与えている。
2020年にSixTONESのメンバーとしてデビューしてから、アーティストとしての活動のみならず、『オオカミ少年』をはじめバラエティ番組へのレギュラー出演などマルチに活躍している田中。ドラマへの出演経験はあるが、日曜劇場への出演は本作が初めて。
そんな田中が本作で演じるのは、大会での優勝経験も多く、世界一を目標として日々ハードな練習に励む日本のトップランナー・秀島。「ビクトリー」にとって手放すことができない顧客でもある秀島だが、優勝すると豪語していた「ジャパン国際マラソン」で惨敗してしまい、試合後の記者会見で逆ギレした様子がネットで拡散され炎上してしまう。そして、誰よりも秀島に思い入れがあり、誰よりも親身になって叱咤激励してきた塔子は、秀島から「(塔子を)担当から外せ」と言われてしまい。
秀島を演じるにあたり、マラソンランナーとしての“走り”をよりリアルに近づけるために、撮影前に青山学院大学陸上競技部のバックアップで練習を重ねた田中。ユニフォーム姿はまさにトップランナーそのものだ。田中演じる秀島が魅せる“走り”は、新町や深沢にどのような影響を与えるのだろうか?
第3話ではアスリートのフィジカルの部分ではなく、メンタルにスポットがあてられる。アスリートはいつでも輝かしい結果が出せるわけではない。その時マネージメントはどのように寄り添うのか、元アスリートである新町はどのような言葉を投げかけるのか。7月17日(日)放送の第3話も楽しみにしたい。
田中樹(SixTONES)コメント
日曜劇場への出演が決まったとき、うれしい気持ちと、緊張が同時に押し寄せてくるような気持ちでした。青山学院大学の陸上競技部にお邪魔させていただき、本格的な指導を受けさせていただきました。練習では全日雨にもかかわらず撮影日は猛暑日で、体力的にも非常に厳しかったですが、クオリティーの高い映像が撮れたと思います。
リアルを追求した作品なので、心が動かされ、作品に入り込めると思います。人との繋がりを強く感じてもらえる内容になっているので楽しんでもらえたらうれしいです。
第3話あらすじ
塔子(芳根京子)が入社当時からマネージメントを担当している秀島修平(田中樹)は、マラソン界の絶対的エース。市原国際マラソンでも「日本記録更新での優勝」を宣言するビッグマウスなアスリート。しかし、満を持して臨んだレースでまさかの惨敗。メディアや世間から袋叩きにあう。秀島はレースで敗北したのを塔子のせいにして、担当を新町(綾野剛)に変えるように高柳(反町隆史)にオーダーする。高柳は、新町に無事サポートできたら正社員にすることを約束するが・・・。
ただ、新町は、娘の明紗(泉谷星奈)から「いつサッカー選手に戻るの」と聞かれて、改めてサッカーへの未練を実感していた。
一方、塔子は担当を変えられたことにショックを受けていた。塔子にとって一番思い入れある選手だったので、なかなか受け入れられない。
そんな中、新体制で始めた練習である事件が起こる。そして、その日を境に秀島は音信不通に。前途多難な日本のエース復活プロジェクトを新町は成功させることはできるのか・・・。
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