ねぎは2015年5月から54ヶ月連続で車折神社を参拝していた過去がある。当時、別のバンドに所属していたねぎは、尊敬していた先輩から「どれだけ練習しても意味はない」と言われたことに奮起。「努力や練習が本当に無意味なものか証明してやる」という反骨精神で、「毎日個人練習」をスタートすると同時に、車折神社への参拝を始めた。
「今月も毎日ドラムに触れられました。ありがとう」という感謝を伝えにいく“月課”を、夢を叶えて上京することになった2019年11月まで続けたという。
参拝を続ける間に神職と交流を深め、宮司の高田能史氏(高=はしごだか)から「神職の職場体験を経て誠の心を学び、日々の芸能活動を通して世の人々の心に安らぎをもたらせるように」という願いを込め、「1日禰宜」就任を提案された。
ねぎはこの日、神職の白衣・袴を着用し、芸能神社本殿(車折神社内)で行われた「就任式」で「1日禰宜」の任命証を受領。参拝者に向け、授与所で「お札・お守りの授与」などを務めた。
ねぎは「禰宜さんという役職があるのが、ご縁があるとしか思えません」と感慨深げ。「2015年から通っていて、このような貴重な機会をいただけて本当にありがたいです。学んだ作法で、これからもお参りし続けたいと思います」と神妙な面持ちで感謝した。
1月5日が誕生日のねぎは、ファンクラブ限定のBirthday Goodsとして、「Novelbright×車折神社のコラボ御朱印帳」を販売することも決定。詳細は後日発表される。
■車折神社 宮司 高田能史氏コメント
ねぎ様は、以前より当社に足しげくご参拝下さっており、私(宮司)をはじめ当社神職との交流が深まっていきました。
その中で、ねぎ様より、「車折神社へは今の環境になる数年前から参拝させていただいていますが、そのたびに自分の原点を再確認することができ、僕にとって大切な場所になっています。この機会に何か一緒にできることがあればうれしいです」とのお言葉をいただきました。
私をはじめ当社神職一同も、日頃よりねぎ様の誠実で明るいお人柄に感銘を受けておりました上、私が神社の長たる「宮司」に就任する以前(約10年間)の役職が宮司の補佐役たる「禰宜(ねぎ)」であり、部下や周囲の方々から「ねぎ(禰宜)さん!」と10年間毎日呼ばれていたことにもご縁を感じておりましたので、私の提案で、「神職の職場体験を経て誠の心を学び、日々の芸能活動を通して世の人々の心に安らぎをもたらせるように」という願いを込めて「1日禰宜さん」にご就任いただく運びとなりました。