NHK会長 旧ジャニーズ 新規出演見送り解除の時期「適切な方向性が見定められれば」「すべてでは…」

 NHKは15日、東京・渋谷の同局で定例会長会見を開き、SMILE−UP.(旧ジャニーズ事務所)の性加害問題を巡り、新しく設立されるエージェント会社の社長に福田淳氏(58)が就任することについてコメントした。

 記者から「状況は変わったが、新規の契約を行わない判断はいつごろまでのメドで判断するか、基準などは?」と聞かれると、稲葉会長は「いくつかの動きがあります。我々の考えとしては、所属タレントの起用について、決まっている方はこれまで通りですが、補償とか再発防止の取り組みが着実に実施されるか確認されるまでは当面行わない。コミュニケーションを図っていますが、そのへんの確認が十分取れている状況ではない。その方針のもとでというのは行わない」と答えた。

 「旧ジャニの補償について、1人目が出たからといって解除にとはいかないということか?」の質問には「そうです。一方で、すべて(の補償)が終わるまで判断できないというわけではなくて、適切な方向性が見定められれば」と述べた。

 女優のんとエージェント契約するコンサルティング会社「スピーディ」の代表取締役社長でもある福田氏は今月、社員集会で既にあいさつをし、顔合わせを済ませた。

 新エージェント会社は当初、SMILE−UP.の東山紀之社長が社長を兼務する予定だった。しかし旧事務所の業務に加え、今年末まで芸能活動も行っており、関係各所が求めている迅速な対応ができていなかった。また、新旧2社の社長を務めることについてガバナンス面で問題があることや「再発防止特別チームが求めた解体的出直しにならない」とも指摘されていた。

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