NHK 「STARTO」の所属タレントの新規契約行わない方針に変更なしも 事務所側とやりとりへ

 NHKは20日、東京・渋谷の同局で定例会見を行い、旧ジャニーズ事務所の新会社「STARTO ENTERTAINMENT(スタートエンターテイメント)」の所属タレントの今後の起用について説明した。

 「SMILE―UP.(旧ジャニーズ事務所)」は4日、創業者の故ジャニー喜多川氏の性加害問題を巡り、事務所在籍実績が確認できていない被害申告者に対し、今後の具体的な手続きの案内を被害者救済委員会が同日開始したと発表した。11月30日までに被害を申告した23人には、2日までに補償金の支払いを完了した。

 5日にはSTARTO ENTERTAINMENTの発足を発表。最高経営責任者(CEO)には、本紙既報通りコンサルティング会社「スピーディ」社長の福田淳氏が就任。スマイルアップ副社長の元V6井ノ原快彦は8日付で退任し、スタート社の最高執行責任者(COO)に就いた。

 同局は、故ジャニー喜多川元社長による性加害問題を受け、被害者への補償や再発防止の取り組みが十分と判断されるまで、所属タレントの起用を見合わせる方針で、11月に発表された紅白への出場歌手のリストにはSMILE−UP.(旧ジャニーズ事務所)勢が1組も入らなかった。

 稲葉延雄会長は、“一般論として”「独立するというようなことがあれば、番組にとって必要かどうか吟味し、新しい契約をすることができる。新旧両会社がジャニーズのこれまでに対する体制から脱却して、新しく生まれ変わるという認識ができれば、新しい契約をすることができるが、そうでなければできない」と語った。なお、今回の同事務所の取り組みを受け、事務所側に補償の取り組みについて確認を進めると話した。

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