最終話では「最終告白」が行われた。オオカミの着ぐるみを着て赤い風船を手に持ち、男性メンバーを待ち受ける女性メンバーは相手の告白を受ける場合、風船を相手に渡すことができるが、「オオカミちゃん」だった場合は風船を手放さなければならない。
最初に告白しにきたのはトモキ(米村知希)。桜子(大久保桜子)に「全部好き」と直球で想いを伝えるが、桜子の手は震え、赤い風船を手放す。最初からオオカミちゃんの正体が明かされる展開にスタジオでも悲鳴が上がる。まさかの展開にトモキも茫然自失とするが、そこから最終告白に至るまでの2人の様子が明かされ、涙を誘う。
続いて、告白に向かったのは大珠(白鳥大珠)。ほのか(西村歩乃果)に気持ちを伝え、着ぐるみから顔をのぞかせたほのかが告白を受け、カップルが成立した。「いろいろなところに一緒に行きたい」と幸せそうな表情を見せた。
Mikako(from FAKY)の元にやってきたのはマサキ(中尾暢樹)とWho-ya(from Who-ya Extended)。2人から想いを伝えられたが、Mikakoはマサキに風船を渡した。この後、明らかになったのはMikakoとWho-yaの「月LINEデート」。そのときにMikakoのマサキへの気持ちを知ったにもかかわらず、告白に向かったWho-yaの勇気にスタジオからも絶賛の声が上がった。Mikakoとマサキはようやく想いが通じ合い、「ごはん行こう!」と満面の笑顔でハグした。
そして、じゅり(JU!iE)に告白したのはロビン(古屋呂敏)。着ぐるみを着ていながらも震え、涙を流しているのが伝わるじゅり。赤い風船を手放し涙するロビンだったが、最後にじゅりを後ろから優しく抱きしめての「今は100%好きだよ」というひと言が涙を誘った。
また、ロビンの「月LINEデート」の後にじゅりがサプライズ「月LINEデート」をしたことも明らかに。まさかのサプライズに驚くロビン、涙ながら想いを歌に乗せて伝えるじゅりという2人の思い出が映し出され、“最後のキス”でエンディングを迎えた。
「最終告白」を終えた“オオカミちゃん”以外のメンバーは、アトリエに集結することに。「共同作業」で撮影してきた写真が飾られ、共に過ごした3ヶ月の思い出が続々と映像で流される中、オオカミちゃんの本当の想いも明かされる。予想外の号泣でトモキへの想いを語る桜子に、メンバーも涙する。3ヶ月という短い期間ながらも、濃密な恋愛をしたメンバーの最後の思いもエンドクレジットで明らかになった。
「オオカミ」シリーズは、「ABEMA」開局当初の2017年にスタートし、13シリーズが放送されたオリジナル恋愛番組。今作では20代から30代の参加者がデートや共同作業を通して最高の恋を目指す。女性メンバーの中には「嘘つきオオカミちゃん」が1人以上潜んでいる。10人は共同作業ミッションに挑み、女性から男性への「中間告白」、男性から女性への「最終告白」へと進んでいく。決して恋を実らせることのない「オオカミちゃん」の存在と、一筋縄ではいかない恋の駆け引きに翻弄(ほんろう)されながら、参加者は真実の恋を探し求める。