LINEは26日、縦型映像作品を展開するコンテンツレーベル「上下関係W(ワールド)」初の作品となる縦型ミステリードラマ「終わらせる者」に俳優の玉山鉄二(42)、岡山天音(28)、早乙女太一(30)が出演すると発表した。同ドラマは9月22日から毎週木曜午後6時から全10話配信することも決まった。
「終わらせる者」は、遺体とマネキンが合成されているという猟奇的な犯行の“マネキン連続殺人事件”をきっかけに始まる物語。玉山ら3人は殺人事件に迫る刑事役として登場。
警視庁刑事部捜査第一課の巡査部長・清水拓也役の玉山は「刑事役だったのですが、クセが強かったので型にはめないことに気を付け、現場で感じたことを臆病にならずどんどん出していこうと意識しました。初めての縦型ドラマでしたが苦労はなかったですが、縦型フレームは表情によった際、無駄な余白が少なく、役者の表情に奥行きがすごく出ると思いました」と撮影を振り返った。
清水とともに事件を追う若手刑事・蓮井恭也役の岡山は「今作の美しく妖しい世界観が、いつも触れているスマホの画面の中にどう立ち上がるのか、僕自身とても興味深いです。日常の隙間で鑑賞していただける作品なので、ぜひ物語の最後まで見届けていただきたいです」とPR。
恭也を清水と行う捜査に送り込む同僚刑事・橋本潤基役の早乙女は「縦型ドラマという新しいコンテンツでの作品作りの場はとても新鮮でしたし、どんなふうにこの物語の世界観が映像として出来上がるのか、一視聴者としても楽しみにしております。まだ縦型ドラマを見たことがない方は、ぜひこの機会に楽しんでいただけるとうれしいです」と話した。