セットリストは、昨年発売したベストアルバム『BEST of Kis-My-Ft2』<通常盤>に収録されている、ファン投票で選ばれた楽曲で構成された『BEST of LIVE SET LIST』を参考に、投票の多かった楽曲をセットリストにも取り入れているとのこと。さらに衣装も、これまで着用した衣装のデザインや生地をパッチワークで繋げた衣装など、キスマイの10年間の軌跡と感謝が詰め込まれた内容となった。
オープニング映像後、7人が登場すると、3年ぶりに開催された待望の有観客ツアーに会場は歓喜。感染予防対策のため声は出せないながらも、ペンライトを振って歓迎した。ライブではデビュー曲「Everybody Go」や「SHE! HER! HER!」を代名詞とも言えるローラースケートで躍動感たっぷりに披露したほか、昨年リリースしたベストアルバム『BEST of Kis-My-Ft2』収録の「A10TION」を披露。さらに白い花があしらわれた美しいシャンデリア、通称“キスマイシャンデリア”の下で大人っぽく歌い上げる「Luv Bias」など全26曲を披露し、デビューから10年経った彼らの幅広い魅力が感じられるライブとなった。
そしてきょう午後5時30分の公演では、きょうオープンしたKis-My-Ft2の公式YouTubeチャンネルでライブの模様が一部生配信。配信前から「キスマイGo」とライブさながらのコメントでチャット欄は埋め尽くされ、いよいよ生配信がスタートすると、映し出されたのは白のペンライト一色に染まった会場。視聴者に7人であいさつをしてから、北山宏光は英語で、玉森と宮田俊哉は中国語でも自己紹介をし、世界中から見ている視聴者に感謝を伝えた。
MCではそれぞれのメンバーに挑戦してほしいYouTube動画企画の話題で盛り上がると、最後には玉森からの、今年の夏ごろにニューシングルを準備中というれしいお知らせで会場と視聴者を沸かせた。MCパート後「Luv Bias」のパフォーマンスが始まると、声は出せないながらも会場のペンライトの一体感で包まれ、なんとYouTubeでは約9万人が同時視聴。
ツイッターではハッシュタグ「#キスマイYouTube生配信」が日本トレンド、さらに世界トレンドでも上位に入り、関連ワードも多数トレンド入りするなど、公式YouTubeチャンネル初の試みは大盛況に終わった。
なお、この生配信の模様は17日まで期間限定でアーカイブ視聴が可能。このほか、公式YouTubeチャンネルでは、avexチャンネルにて公開していた動画や、10年分のMusic Videoが公開されている。そして今後もYouTubeを通して、日本中、世界中へキスマイの音楽コンテンツほかを公開していくとのこと。11年目の彼らの新しいチャレンジに注目だ。