伊東をめぐっては、1月31日にデイリー新潮が昨年6月に大阪市内で同意を得ないまま性行為に及んだ疑いを報じ、大阪府警が女性2人からの刑事告訴を受理したことが判明。一方、伊東の代理人弁護士は今月1日、性加害はなかったとして、虚偽告訴容疑の告訴状を大阪府警に提出し、受理された。週刊新潮は「取材の結果、被害女性たちの訴えを真実と確信しております」とし「今後も本件について取材を続けて参ります」などとしている。
伊東をイラン戦から外すと協会側が判断したことについて「僕も選手からどうだったとか話は聞いてないので、報道レベルの情報しかないですけど」と前置きし、「僕も実際、中にいたことがある人間なので。僕が感じるのは、最初報道が出て、最初“NOです”と(協会は)判断したんですけど、選手がスタッフの方に“できたら純也と一緒に戦いたい”と言って、やめたんですね」と経緯を説明。
「代表チームとしてはこのまま戦いたいとなったとは思うんですけど、日本代表ていうのは、いろいろなスポンサーの方、いろいろな方の支えがあっての活動になるので、なかなか、そこの部分っていうのは最後変えるっていう判断になったんじゃないかなと思います」と持論を述べた。
海外選手が同様の状況でどのような判断を下されるかを問われると「代表は外される可能性あると思います。ただ、所属チームに関しては、選手と契約していて、その選手が“無罪だ”と主張しているならそれを信じる。選手が“僕は何もしていません”と言ったら、判決が出ているわけではないので、今の状況だと離脱はない。海外だと割とありがち」と海外でのプレー経験のある源田は、海外での反応を予想。
伊藤の代理人が明かした「フランスであったからこそみんなが応援。ピッチに立てているので凄く良かったです」の伊東のコメントに共感を示し、「海外だと、無罪でしょ、良いじゃん、有罪ならダメだよの線引きが白黒はっきりしている」と語った。
また、「チームのために身を粉にして走ってくれる選手ってなかなかいない。彼がチームに及ぼすプラスの影響は計り知れない」と伊藤を大きく評価。
3月から始まるW杯アジア予選は「純也がいない中でもでも日本代表としてしっかり戦わないといけない」と緊張感のあるコメントで締めた。