HiHi Jets橋本涼、監督からのサプライズメッセージに大粒の涙「つらいことも経験するけど、幸せなこともたくさんある」<墜落JKと廃人教師>

6月18日(火)よりスタートするドラマイズム「墜落JKと廃人教師 Lesson2」(毎週火曜深夜1:28-1:58ほか、TBSほか)の完成披露トークイベントが6月10日に都内の劇場にて行われ、主演のHiHi Jets・橋本涼、共演の高石あかり、少年忍者・田村海琉が登壇。オープニング映像のこだわりや自身の原風景などを語った他、「イヤホンガンガン伝言ゲーム」を行った。

■“クズ教師”と“ネガティブ女子高生”のローテンションラブコメディー

同作は、2023年4月にMBSドラマ特区で放送され、TVerドラマランキングで初回から2位を獲得、SNSでは毎週日本のトレンド入りを果たすなど好評を博した「墜落JKと廃人教師」の続編。

1期から引き続き、橋本は、ニコチン中毒でギャンブル好きの、教師とは思えないギリギリ行動を連発する典型的な“ダメな大人”で、生徒からは「灰仁(廃人)」と呼ばれなめられている物理教師・灰葉仁(はいば・じん)を演じる。

高石が演じるのは、成績優秀だがネガティブな女子高校生・落合扇言(おちあい・みこと)。大人びた雰囲気のせいでクラスメートからは「暗い性格」だと思われているが、灰葉のおかげで友達ができ、少しずつ笑うようになった。灰葉からは普段「JK」と呼ばれている。

田村は、扇言と同じ高校に通う男子高校生で、扇言にひそかな恋心を寄せる高峰一馬(たかみね・かずま)を演じる。ルックスがよく、ほかの生徒たちからは「孤高のアイドル」と呼ばれているが、非常に口が悪い毒舌家で、友達がいないという役どころだ。

■「橋本涼、また主演で帰ってくることができました!」

会見冒頭、橋本は「この景色にもう1回帰ってこれたことが本当にうれしくてしょうがないですね。レッスン1が終了したときにたくさんうれしい声をいただいて、『また演じたいです』と言い続けて、1年後にまた帰ってこれました。橋本涼、また主演で帰ってくることができました!」と元気よくあいさつ。

また、高石らとの1年ぶりの再共演については、「不思議で、1年経っていない感じ。1週間後ぐらいのテンション感で始まった」とコメント。

高石も「ドラマ自体がアットホームというか、家族みたいなスタッフさんたちと撮っていたので、1年も経ったと感じなかったですね。撮影が続いている延長線みたいな感じがしました」と頷いた。

すると橋本は、「海琉だけちょっと震えてましたね〜」と暴露。それを受け田村は、「やっぱり最初はちょっと緊張しましたけど、でも、懐かしい感じというか、みんな優しく迎え入れてくれてやりやすかったです」とはにかんだ。

■「“あと一歩なんだけどな”という世界が表現されている」

オープニング映像でダンスに挑戦している橋本ら。「もう自信しかないですよ」とアピールする橋本に対し、高石は「やっぱりプロの方もいらっしゃいますし…」と自信なさげ。「でも、ものすごくすてきな映像になっていて、自分たちでも完成したものを見て、一段とすごいものを見せてもらったなというふうに思いました」と続けた。

橋本は、ダンスのこだわりについて、「振り付けの一つ一つがお互いの関係だったりを表していて、それは意識するようにしましたね。手を伸ばして届きそうだけど届かないとか、ハグしそうだけどしないとか、そういう“あと一歩なんだけどな”という世界が表現されていて、それを一個一個、“これはこういう意図があるんだろうな”と思いながら覚えるのがすごく楽しかったですね」と振り返った。

■橋本涼、不正解に大慌て「何回もライブとかでも言ってきたけど、間違えちゃった!」

続いて、「あのセリフが言ってみたかった!『イヤホンガンガン伝言ゲーム』」を行った3人。ルールは、自分以外のキャラクターのセリフで言ってみたかった好きなセリフを、ヘッドフォンをした隣の人に口の動きだけで伝えていくというもの。

一巡目は、田村から高石、高石から橋本へと伝言し、橋本が回答することに。灰葉の「死ぬ前に俺と恋愛しない?」というセリフをチョイスした田村は、必死に口を動かすが、高石は「しゅうまい?」「いまい?」「うまし?」などと苦戦。

なんとか正解を感じ取った高石だったが、なぜか橋本への伝言はとても早口。そのため、橋本は何度も「トマトクリームパスタ?」と確認し、笑いが起きていた。

正解発表で橋本が「俺と死ぬ前に恋愛しない?」と語順を間違えてしまうと、会場からはまばらな拍手が。すると橋本は、「あれ、やらかしてる?何回もライブとかでも言ってきたけど、間違えちゃった!」と大慌て。

二巡目は、橋本から田村、田村から高石の順に伝言。しかし、橋本は企画の趣旨を無視して、「橋本涼かっこいい」と発言。すぐに感じ取った田村は「え、これ、セリフ!?」「いいんですか、これ?」と首をかしげながらも、正しい言葉を伝言。

そして、高石もすぐに理解し、正解発表の合図を待たずに「橋本涼かっこいい」と即答し、笑いを誘っていた。

■高石あかりの指摘も空しく…

続くフリップトークのコーナーでは、徐々に引かれ合う灰葉と扇言の原点が描かれる物語にちなみ、3人の原風景を発表。1人だけ筆運びが怪しい橋本を、「文字ですもんね」と高石が横からさりげなく指摘。橋本はそれを聞いて固まってしまうが、後には引けずに、たっぷり時間をかけて何かを書き込む。

「秘密基地」と回答した高石は、自身の元気で明るい性格の要因が地元・宮崎で幼少期にしていた秘密基地遊びだったと解説。

田村は「絵」と回答し、「小さい頃から暇な時間になったら絵を描くというぐらい本当に絵が好きで。趣味であり特技である僕のずっと関わってきたものです」とコメントした。

そして、橋本は「僕の原風景は“絵”です(笑)」と、案の定1人だけ文字ではなくイラストを披露。「まず説明を聞き間違えてすみませんでした」と謝罪しながらも、「これは灰葉仁なんですけど。レッスン1で自分のお芝居への考え方が変わったなというのがありまして。お芝居って楽しいなと思ったのがすごい心の変化だったなと思って。この先もお芝居のお仕事をいっぱいしたいですけど、振り返るのはやっぱりここかなということで」と理由を語った。

■枝優花監督からのサプライズメッセージに涙

途中、枝優花監督が登壇し、サプライズで手紙が読まれる一幕も。「初めてお会いしたとき、スタッフ全員に気を遣う姿を見て、なぜ橋本涼という人間が人から求められているのかが分かった気がしました。ただ、ちょっと優しすぎるところというか、 誰も傷付かずにみんなが幸せでいてほしいと本気で思いすぎて、自分をないがしろにしてしまうところは見過ごせないなと思っています。ほどほどにしてください。と言いつつ、我々はあなたの優しさや心遣いに何度も救われています。ありがとう」との言葉を受け取った橋本は、思わず涙。

「こういうの弱いんですよね」と声を震わせながら、「この作品を去年放送するときに、『まだ若い』とか『大丈夫か』とか、そういう声がある中でも皆さんが気を遣ってくださったりして、楽しいとか言ってくださって…」と振り返る。

そして、「やっぱりこの仕事をしている上ではつらいことも経験するけど、幸せなこともたくさんあるんだなと思いました。今こうやってレッスン2を楽しみにしてくださっているファンの方々と会えて、これが現実にあるということが、本当にうれしくてたまらないですよね。仕事を頑張ってよかったなと思いましたし、つくづく皆さんに早くお届けしたいなという気持ちになりました」と涙ながらに語った。

そして最後に、同作の見どころについて、橋本が「これは僕の解釈なんですけど、人間が生きることへの希望とか、そういうところを描いているなと思います。この作品を見て、明日も頑張ろうとか、長生きしようとか、生きていてよかったとか、そういうふうに思っていただけたらうれしいなと思っております」とコメント。

続けて、「僕らも必死に芝居しているので、そういうところも楽しんでくれたらいいなと思いますし、シンプルにキュンキュンしてほしいなと思っております。1も最高ですが、2は超最高になっているので、ぜひよろしくお願いします!」とあいさつし、イベントは終了した。

※高石あかりの高は正しくは「はしご高」

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