Hey! Say! JUMP山田涼介、Snow Man深澤辰哉&阿部亮平“同期3人”のトークから垣間見えた“プロとしての矜持、それぞれの20年”

Hey! Say! JUMP・山田涼介、Snow Man・深澤辰哉、阿部亮平が7月28日放送の「ボクらの時代」(フジテレビ系)に出演した。芸能界に入って20年を迎える同期の3人がテレビ初鼎談。これまでのこと、グループについて、プライベートの話などを赤裸々に語った。

■芸能活動20周年を迎える山田涼介、深澤辰哉、阿部亮平がテレビ初鼎談

3人は、2004年8月12日に音楽バラエティー番組の公開オーディションをきっかけに事務所に入った同期。年齢は深澤が32歳、山田が31歳、阿部が30歳(放送時)と1つ違い。20年という長い年月をともに芸能界で過ごしてきた仲間だ。同期には、A.B.C-Zの橋本良亮もおり深澤は「4人で同期だからね」と話した。

冒頭、山田が「今年で20周年なんだよね」と言うと、3人はお互いに拍手をし「おめでとう」と言い合った。山田は2007年にHey! Say! JUMPとしてデビュー。Snow Manは2020年にデビューを果たした。

■深澤辰哉「ちょっと気持ちが変わったのがJUMPのデビューだった」

阿部が「20年の過ごし方も真逆なわけじゃん。入所して3年でデビューして、そっから17年過ごしてる人(山田)と、俺らはデビューまでに15〜6年かかった人だから」と口火を切ると、山田は「いきなり食い込んだ話をしていいのか」と心配しつつも、深澤&阿部が頷くと、「我々Hey! Say! JUMPがわりと早い段階でデビューしたときに、どういう気持ちだったのか」と尋ねる。

深澤は「(仲良い人がデビューして)うれしいなっていう気持ちが先に来てたのは来てたのね。だけど、そのときにはっしー(橋本)が悔しいっていうのを言ってて。そうだよな、あらためて考えると悔しいよなっていう感情になって、そこから自分の中で今やっているこの仕事が“お仕事”っていう感覚になった。ちょっと気持ちが変わったのがJUMPのデビューだった」と、心に火がついた瞬間を振り返った。

■阿部亮平、電車の中で1人になった瞬間「めっちゃ泣いた」

阿部は「俺たぶん全然違う感じ方なんだよね」と言い、「最初はこの3人とあと何人かで一緒に活動してた。で、俺だけ(仕事に)呼ばれないみたいなことがあったの。同じく呼ばれなかったメンバーと一緒に電車で帰って、そのもう一人が途中で(電車を)降りるのね。その人が降りた瞬間めっちゃ泣いた」と打ち明けた。

そして「…っていう悔しさを何回も経験してるからこそ、山ちゃんのタイミング、JUMPがデビューするタイミングは悔しいとかじゃなくて、もうなんか別次元の存在みたいな。…だし、新しいグループができて、もうそのときは応援の気持ちの方が強かった」と今だからこそ話せる、悔しさを何度も味わったからこその思いを吐露した。

■山田涼介「舘様、薔薇持ってフェラーリから出てきてないの!?」

同期3人のトークはプライベートの話題にも。Hey! Say! JUMPもSnow Manもグループ仲はとても良い。深澤が買い物中に偶然会った阿部をこっそり盗撮した話をすると、山田も知念侑李と一緒に遠くの遊園地に行ったエピソードを披露。知念が運転免許を持っていないため、新幹線とタクシーでやってきた…というすごすぎる話から、深澤も免許を持っていないという話に。

「免許持ってないの!?」と山田が驚くと、阿部は「もっと言って!もっと言って!ホントにもっと言って!」とけしかける。深澤がラウールも宮舘涼太も免許を持っていないと言うと、山田は「舘様、薔薇持ってフェラーリから出てきてないの!?」と貴族的立ち居振る舞いの宮舘の意外な事実に、再び驚きの声を上げる。深澤が「舘さん、白馬乗るから」と言うと3人で大笑いしていた。

山田は「止めてあげた方がいいと思うよ。この子の浪費癖は」と深澤がすぐお金を遣ってしまうことも心配。深澤が「貯金は今は意味ないと思う」と自論を述べると「強めに頭打っちゃってる(笑)」と苦笑。阿部は「うちのメンバーも悪いと思う。深澤を“Snow Manの夢”担当にしてる」と、深澤の洋服などを見て後輩が頑張ればこうなれる…と夢を持てるような担当にしていると話す。しかし深澤が最近また時計を2本買ったと言うと、山田は「お前、腕何本あるんだよ!」とキレキレのツッコミを。阿部も「こいつには何言っても無理です」と嘆いた。

■「Snow Manって苦労もしてきてるし努力もしてきてる。実力者が集まってる」

また、山田はSnow Manがデビューしたとき「めっちゃうれしかったよ!」と話す。「Snow Manって苦労もしてきてるし努力もしてきてる。実力者が集まってる。なんでデビューできないのかなって、そこでのデビューだったから、ようやくなんだねっていう、親じゃないけど、勝手に自分のことのように…」としみじみ。

深澤は「辞めよう」と思ったこともあると言い「でも、今だから、その時期があってよかったと思う」と真剣な表情に。山田はSnow Manがデビューしてわずかの間に「これだけの人を魅了する力があるっていうのは、俺とは違う15〜6年を過ごしてきたけど、その15〜6年があったからこそなんじゃないかなって傍から見て勝手ながら思ってるよ」と、デビューの先輩として、そして同期として、Snow Manへのリスペクトと2人への友情を込めて話した。

■「今もなお爪痕残さなきゃ」「チャンスがあればつかまないと」

一方、山田は事務所に入ってわずか3年で若くしてデビュー、10代でスター街道を歩み出した当時のことを「喜びが大きかった」としながらも、「きついこともたくさんあったし。やっぱり言ったら子どもがデビューしてるわけだから何をどうしたらいいかわからないみたいな時間がものすごく長かった」と告白。突然さまざまな番組に出演することになって戸惑ったことを思い返しながらも「ただ、それってデビューさせてもらってるうえでできないっていうのは自分たちが悪いし勉強不足」と今も昔も変わらないストイックな姿勢を見せた。

そして「今もなお頑張んなきゃなって、爪痕残さなきゃなっていう感覚は常にある。今の方があるかもね」と言うと、深澤も「周りもすごい人たちがたくさんいるから、だからチャンスがあればつかまないといけないしっていうのは確かに今すごいかもね」と同意。阿部も「めっちゃ気合い入るわ。そういうとき」と強い意志を見せた。

■山田涼介、深澤辰哉、阿部亮平が乗り越えてきた20年

現在、山田はHey! Say! JUMPのメンバーとして、そして俳優としてもドラマに、映画に…と活躍。放送中のドラマ「ビリオン×スクール」(フジテレビ系)では自身初の教師役に挑戦している。深澤はSnow Manの最年長としてメンバーを支えグループ内ではMCを担当。個人としてもドラマ、バラエティー番組に出演。「ノンストップ!」(フジテレビ系)では設楽統らにイジラれて輝いている。阿部は大学院まで進んだ頭脳を活かしクイズ番組、情報番組で活躍。放送中のドラマ「GO HOME〜警視庁身元不明人相談室〜」(日本テレビ系)ではエリート刑事役を好演している。

3人が過ごしてきた20年。それは異なる道を歩みながらも互いにリスペクトしあい、自身の信じた道をそれぞれの強い意志で歩き続けてきた、険しいけれども実り多い日々であったに違いない。共に戦ってきた同期だからこそのトークの端々から、お互いへの信頼、思いやり、友情、そして、さらなる上を目指すプロとしての矜持が垣間見えた。

番組を見たファンからはSNSに「朝からいいお話が聞けました」「同期会めっちゃいい」「それぞれ苦労を乗り越えて努力してここにいるんだって思える素敵なお話でした」「メンバーは家族っていう言葉は本当に胸にグッとくる」「ボクら御時代の同期のお話めっちゃよくて泣けました。もっと聞きたい…」「一握りの世界で戦って生き残っているってすごい」「良いお話いっぱい聞かせてくれてありがとう」など感動の声が寄せられ、「#ボクらの時代」がXのトレンド入りをするなど注目を集めていた。

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