ミュージシャンGACKT(50)がチャリティーオークションに寄付し、後に中古車として転売されていた高級外国車を購入した人物が名乗り出た。
GACKTは、ソロ活動を始めた1999年から所有してきた愛車で、外装および内装を3000万円かけてフルカスタムしたという「ポンティアック・ファイヤーバード・トランザム限定モデルMS6」を、2010年にチャリティー企画でオークション出品していた。
だが、5月8日に自身のX(旧ツイッター)で、同車が中古車サイトで約500万円で販売されていることに言及。「こうやって売られているのを見るとなんとも複雑な気持ち。だが、落札者が売りたくなったのならそれも個人の自由」との思いをつづり、「この値段ならボクが買い戻すか」と投稿して話題となっていた。
この車を購入したと報告したのは、かつてラジオDJ、パーソナリティーとして活動し、現在は別荘や民泊事業などを手がけるVilla Repro代表の羽田徹氏。自身のXで「この度、弊社でGACKTさんがチャリティに寄付した愛車、ポンテアックを取得することになりました」と報告し、「『買い戻そうか』とポストで仰っていたので、GACKTさんには、Xのメッセージにて直接ご報告をさせて頂きました。GACKTさんからも嬉しいメッセージを返信頂き、改めてGACKTさんの大切な車を可愛がっていきたいと思いました。素敵な車をつくって頂いたGACKTさんには感謝しかないです」とGACKTとやりとりしたことも明かし、感謝をつづった。
「販売店さんもファンの皆さんの思いを受け取り利益無しで販売することにしたようです。僕も販売店の利益に貢献すると言うより、チャリティオークションと変わらない価格で取得した為、僕がチャリティオークションで落札したと思えば、GACKTさんの想いも引き継げるかな?と購入に踏み切りました」と購入価格や経緯などに言及。
購入した同車については「GACKTさんがチャリティで出して世の中の為にこの車を提供したと言う想いも受け継ぎ、弊社でも単にコレクションにするだけでなく、誰でも気軽に見にこれる様に、弊社のどこかの別荘民泊に展示したいと思っています」とした。