FRUITS ZIPPERは、「原宿から世界へ」をコンセプトに2022年4月にデビュー。メンバーは、松本かれん（21）、櫻井優衣（23）、月足天音（23）、真中まな（24）、仲川瑠夏、早瀬ノエル（19）、鎮西寿々歌（24）の7人。代表曲「わたしの一番かわいいところ」は、YouTubeでミュージックビデオ（MV）が1000万回再生を突破、5月に東京と大阪で行われるアニバーサリーライブは即完売し、今秋にはグループ初の全国ツアー開催が決定している。
1曲目は自己紹介ソングの「うぇるかむとぅ〜ざ▼ふるっぱー！（▼＝ハート）」で幕開け。カラフルな新衣装で登場して、ファンからは歓声が上がった。衣装についてグループ最年少の早瀬は「着ただけでお人形さんになれて、大きいリボンがかわいいです！」と表現した。松本は「ウソみたいに長いスカートがポイントです！」とおすすめポイントを明かした。
またこの日は新曲を2曲披露。グループ史上最もアッパーチューンの「Going！」について仲川は「今までにない楽曲で、簡単に言うとパリピ曲になってます！『FRUITS ZIPPER』とコールする部分があるので皆さんぜひ叫んでください」とファンに呼びかけた。
ライブ終盤のMCではそれぞれの思いを語った。空色担当の真中は「改めまして皆さんお越しくださりありがとうございます。今日もライブをしていて7人全員で豊洲PITというステージに立てて、スタッフの皆さんに支えていただいてるのもそうなんですけど、みんなが笑顔で見てくれたり泣いてくれたり、私たち以上に感情を表現してくれて、そのまなざしがライブ中の1番のエネルギーになってるなって実感しました。後ろの方は米粒になって見えないだろうなって思ってたんですけど、私視力良いんです！私後ろのほうまで見えてました！私たちもステージから愛を届けるので皆さんも愛を届けてくれるとうれしいです！」と熱い思いを明かした。
黄色担当の早瀬は「すごい怒とうの1年ではありましたね。たくさんいろんなイベント出させていただいて幸せな日々を過ごさせていただいてたんですけど、やっぱり楽しいことばかりではないんですよね。私はどうしても悲観的に考えてしまうクセがあって、この1年でいろいろ考えてしまって、自分で自分の首を絞めてしまうこともありました。でもそのたびにみんなの顔が浮かんできて、このまま終われないなって、みんなを幸せにして一緒に高いところに行くまで終われないなって思って、いつのまにかみんなが生きる理由になってて、本当にありがとうございます。この先100倍にも1000倍にもして返していきたいので、この先も全力でついてきてきてください！」涙ながらに胸の内を明かした。
ベビーピンク担当の松本は「私よく『一生懸命がんばります』っていつも言ってるじゃん（笑）。1年前の最初のころから言ってたんですけど、いつも泣きながら舞台袖からいつもライブに出ていたんですけど、今はめっちゃ楽しくて、泣くことも少なくなったし、みんな家族みたいじゃないですか。だから1年で強くなったなって思いました。これからも私と一緒にがんばってくださいな！」と笑顔で1年を振り返った。
ミントグリーン担当の櫻井は「私も素直な気持ちを伝えます。1年前はステージに戻ることがすごく怖くて、自信がないままステージに立ってしまっていて、いろんな葛藤があったんですけど、この1年で大きく変わったことがあって、ちゃんとステージを自分の居場所としてみんなが認めさせてくれたなってすごく思っています。だから1年で変われたことがすごくうれしくて、みんなには感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます。こんなにたくさんの方が来てくださって、きょうは泣かないって決めてるんですけど、1周年でこんなにたくさんの方がFRUITS ZIPPERを好きになってくれて、求めてくださると思ってなかったから、今こうして応援してくださってる皆さんにきれいな景色と気持ちを伝えることができてうれしいです。1年目はみんなに支えてもらってばかりだなって思ってるので、私はアイドルになりたいって思った理由でもある、たくさんの人にパワーを届けたいとか笑顔にしたいって夢かなえたいって思ってます。だから今日は泣かないです。2年目も7人で頑張っていくので応援よろしくお願いします。」と決意を語った。
赤色担当の月足は「私はFRUITS ZIPPERに入って1年経って、つらいこともあったんですけど、楽しみがない日がないというか、今日で言うと豊洲PITがあったり、今度はツアーがあったり、それってファンの皆さんやスタッフさんとかメンバーの支えがあってできてるので、皆さんには感謝してます。ありがとうございます。タオル持ってくださったり。ペンライト振ってくれたり、どれも私の支えになってます。2年目もよろしくお願いします。」とファンへ感謝を伝えた。
紫色担当の仲川は「1周年あっという間に迎えちゃったなと思うんですけど、私の人生は小さいこともコツコツがんばっていくスタイルだったんですけど、FRUITS ZIPPERに入ったらこの1年で2400人の景色が見れるなんてビックリして、自分の人生変わったなって思って、本当にすごくうれしくて、私のアイドルをやる意味はファンの人が中心にいて、そのファンの人が今までずっと応援してくれたから私は続けられているので、みんなのことが大好きだから、昔からついて来てくれてる人も、最近ファンになってくれた方にも感謝でいっぱいだし、これからも仲川家の輪を広げていきたいのでついて来てください！」と呼びかけた。
オレンジ担当の鎮西は「ライブの好きなところはいっぱいあるんですけど、最初から最後までステージにいるんですけど、出る前はまだ私たちの場所じゃない気がして、でもファンの皆さんが声援をくれて、この空間が私たちだけのものみたいになってることがすごいなって思ってて、今すごく居心地がいいんですよね。スタッフさんやメンバーもそうですし、いつも応援してくれるみんなの思いが集まってできてるんだなって思って、帰りたくないなって思ってます。みんなもつらいことや苦しいこととか悲しいこともどうしてもあると思うんですけど、ふとFRUITS ZIPPERの曲を聴いてたらめっちゃ元気出てきて、歌詞の全部が刺さってきて、私たちが届けるのはこれだなって思って、離れていても、日本にいても、世界にいても、宇宙にいても、歌って絶対届くものだから、だから私たちはこの思いをこれからも届けていきたいし、そこには愛しかないなって思うから、目に見える愛、目に見えない愛も全部届けていくから、これからもたくさんFRUITS ZIPPERを愛してください。ありがとうございました」とファンにたくさんの愛を伝えた。
また、サプライズ告知として、6月26日に東京・中野サンプラザで行われる『さよなら中野サンプラザ音楽祭』の出演を発表した。今回の発表に櫻井は「私ハロプロが大好きで聖地じゃないですか、立てるって思ってなくて諦めていたんですけど、今回このような形でかなうことができて、メンバーとファンの皆さんを誇りに思います！」と念願のステージに対する思いを明かした。
アイドル2年生を迎えたFRUITS ZIPPERは、今後もファンとさらなる大きな夢をかなえていくことが期待されるライブステージとなった。
■セットリスト
00.SE
01.うぇるかむとぅ〜ざ▼ふるっぱー！（▼＝ハート）
02.完璧主義で☆
03.skyfeelan
04.ハピチョコ
05.君の明るい未来を追いかけて
06.ずっと、ずっと、ずっと！
07.Going！（新曲）
08.ふれふるサマー!
09.Re→TRY ＆ FLY
10.We are Frontier
11.わたしの一番かわいいところ
12.世界はキミからはじまる
13.RADIO GALAY
14.ハートのローラーコースター（新曲）
15.超めでたいソング こんなに幸せでいいのかな？
EN1.ハートのローラーコースター（新曲）
EN2.超めでたいソング こんなに幸せでいいのかな？
