お笑いコンビ「EXIT」が9日、木曜日のMCを務めるABEMA「Abema Prime(アベプラ)」(月〜金曜後9・00)に生出演し、相次ぐ飲食店での迷惑行為動画のSNS拡散について話す場面があった。
番組では、飲食店での迷惑行為動画のSNS拡散を受け、投稿した人物が特定され、所属先などもネットで明らかにされることで、第2、第3の被害が生まれることが議論された。迷惑行為動画を投稿した人物の学校が特定され、学校側が電話対応に追われている点、さらにその学校を受験しようとする親子の思いについても紹介された。
りんたろー。は「最近の過剰な社会的制裁を与える感じは危険だなと思っていて、越えちゃいけないラインを国が決めていて、越えたであろう人を裁く人がいて、それに罰を与える人も設けられている。それを関係ない人が正義という武器を手に入れて、みんなでやり始めちゃうと、すごい危険だなと感じている」と語った。「叩き続けていた人は、新たな被害者にも気づかず、次の対象を攻撃してるなんてことがこれから起こってくるんじゃないかなと。そういう世の中であってほしくない」と思いを語った。
兼近大樹は「被害者と加害者の2極化、2つにしているのは危険だと思っている。加害側の人も親がいて友達がいて、いろんなものが点在している中で、それを全部無視してしまっている。なぜそんなことをしたんだろうまでをみんなで考えてあげる。広めている人のことも考えてあげないといけない」と話していた。