DJ KOO TRF活動当初のドレッドヘアの秘密告白「小室さんがある時…」

 ダンス&ボーカルグループ「TRF」のDJ KOO(61)が11日深夜放送のテレビ朝日「爆笑×伯山の刺さルール!」(火曜深夜0・15)にVTR出演。ドレッドヘアにした理由を明かした。

 TRFは小室哲哉プロデュースで、1993年にデビューし、5作連続ミリオンヒットを記録するなど、90年代に黄金期を築いた。CD総打ち上げ枚数は約2170万枚を誇る超人気グループ。リーダー兼DJだったDJ KOOはグループ活動当初はドレッドヘアがトレードマークになっていた。

 TRF結成以前は、新宿の歌舞伎町のディスコに見習いで入り、19歳でDJデビューをしたKOO。収入は「ゼロ」で友人宅に居候して生活をしていたが、1986年にリミックスユニット「THE JG’s」を結成し、米ニューヨークでレコーディングをするなど、人気を集めた。ただ、ディスコブームとクラブシーンの衰退も重なり、渡米中の2か月間で「東京で仕事がなくなりました」とKOO。音楽の仕事がなくなり、清掃業などのバイトで何とか生活する日々を送った。「借金もありましたね。300〜400万円ぐらいは」と振り返りつつ、「音楽の道を諦めなきゃいけないのかなって思ったときに、“小室哲哉さんという方がイベントをやるので、そこのスタッフからDJやらないか?”と連絡が来て“やりますよ!”ってことで、小室さんとお会いした」と、31歳の時にようやく小室哲哉と出会ったという。

 借金もある中、小室にハマるためにラストチャンスだと思い、28万円もしたという小室とおそろいのシンセサイザーを購入。「出会ったころは清掃業のバイトを辞めたばっかり…それでも買った。小室さんが作る音楽を研究するために買いました」と明かした。

 さらに、小室に気に入られるため、なけなしのお金でドレッドヘアにもしたというKOO。「1回で25万円ぐらいですね。小室さんがある時、ジーザス・ジョーンズのジャケットを見て“これ、かっこいいね!”っておっしゃったんです。小室さんが“かっこいい”って言うようなスタイルにしたい。次の日に行ってきました」と告白。いくつもの美容室に連絡し、ドレッドヘアを作れる美容室を探したそうで、「3人がかりで、約2日間ぐらいかけて仕上げるんです」とトレードマークの誕生秘話を明かした。

 当時、担当したという美容師は「白いエクステンションが混じってる。それが特徴だと思います。1週間に2〜3回、メンテナンスでご来店してた」と証言した。

 髪型以外にも小室にハマるために「内面も、普通の人とは違う、ミステリアスなDJ KOOを作ろうと思いまして」とKOO。「白いご飯を食べないキャラ」を演じていたそうで「ジム・モリスが偏食だと聞いて、それの国内版になろうと思って、それをマネた」と告白。さらに、それと並行し、新たなキャラとして「ライブとかイベントの打ち上げで、何も言わないで途中で帰る」ということもしていたという。「不思議と失礼がきわどい」との指摘に「それはメンバーにも言われましたね。ちゃんとお疲れ様言ってから帰ってよ!って」と苦笑しつつも「やっぱり10か月ぐらいでしょうね、1ツアーですよそれ以上は仲間外れになっちゃいそうで」と懐かしんだ。

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