ミュージシャンでタレントのDAIGO(43)が出演するテレビ朝日系の料理番組「DAIGOも台所」が4日、スタートした。27年間続いた「上沼恵美子のおしゃべりクッキング」の後番組。料理はほぼ初心者というDAIGOの奮闘が視聴者から注目を集めた。
冒頭、エプロン姿のDAIGOは「みんな、きょう何にする?」とあいさつ。「この番組はですね、毎日の献立の悩みを一人で抱えず、みんなで解決していこうという内容」とPRし、自身の目標を「台所で戦力になりたい」「娘のお弁当を一人で作る」と掲げた。
この日は「困ったときのレギュラー野菜」をテーマに「ジャガイモと玉ねぎのピリ辛炒め」を調理。ジャガイモを前にしたDAIGOは「僕がやるんですね?これ…」と不安がったものの、ピーラーを使って皮をむいた。またピーラーの角の部分を使い、「芽」を取り除くことにも成功。「初めてかも、人生で。ここ使うの。うわ〜」と感激していた。
さらに調味料を合わせる際には「砂糖小さじ3分の2」に不安げな表情を浮かべ、「初っぱなから3分の2いきます?」と焦りながら小さじと格闘。「表面をならす」というアドバイスを得て、何とか計量を終えた。また「水大さじ1」には「表面張力でちょっと膨らむからそこの辺厳密に…」と大まじめな表情。
下準備での難航ぶりに「多分、こんな時間かかるところじゃないですね…」とつぶやくと、スタジオで笑いが起きた。また、番組終了時には「27年…うーん、27カ月は続けたいな…」と野望ものぞかせた。
頑張るDAIGOの姿にツイッターでは「厳重な危険物計量する実験風景っぽくておもしろかった」「料理普段全然しないのがありありと分かってめちゃくちゃ笑ったw でもあそこから成長するんだと思うと楽しみw」「なかなか先に進まない斬新な料理番組が、逆に穏やかな気分で見てられる」と高評価だった。