DAIGO 「一番かわいがられていた」祖父・竹下登元首相に対し申し訳なく思うこと「文化がなかったと」

 タレントでミュージシャンのDAIGO(43)が4日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」(月〜金曜後1・00)にゲスト出演。後悔していることを明かした。

 竹下登元首相(2000年死去)の孫としても知られるDAIGO。16年1月に女優の北川景子と結婚。20年9月には第1子となる娘が誕生したが、司会の黒柳徹子から「おじいさまに見せたかったでしょう」と振られると、「そうですね。祖父は僕の活躍してる姿も見せることができなかったので、そこは見せたかったなっていう思いはありますね」としみじみと話した。

 竹下氏が死去したのは自身が22歳のときだったとし、バンド活動も始めていた。当時は「(髪を)染めてたんですよ。金髪もそうだし」とし、青い髪の自身と竹下氏のツーショット写真を披露。「青にしたときは本当に祖父がブルーな気分になっちゃって。文字通り。総理大臣は退いても議員としては現役だったので、こういう孫がいるって言うのが、必ずしもプラスではないかなってと思って」とも語り、「今思うとなんですけども。なので、別に祖父が生きてる頃は茶髪とか黒髪でも良かったかなと」と後悔を口にした。

 どうして髪を染めていたのかと聞かれると、「ロック、ビジュアル系の音楽だったので、髪を染めたりすることがアイデンティティというか自己表現だと思っていたので」とDAIGO。「祖父は結構ショックを受けてたみたいで。祖母と母を介して言ってきました。『あの髪の色じゃないとロックと言うものはできないのか』と」と振り返り、自身は「歌舞伎みたいなもので、歌舞伎役者さんもメークするし、髪とかやったりするから、それと一緒です」と伝えたとし、「たぶん違うんですけど」と苦笑した。

 「髪を染める文化がなかったと思うので。祖父の時代は。しかも一番かわいがられてたんで、孫の中でも。ちょっと孫が知らないところに行っちゃったみたいな」と当時の竹下氏の思いを推測。「祖父の家の周りをこういう男がうろちょろしてたわけですから。守衛さんみたいな方がいたりして、ちょっと止められたりなんかして。『孫です』って言って入れてもらったりしてたんですけど」とも語り笑わせた。

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