Da-iCE花村想太「こんな僕たちでもできると夢をかなえるって証明できた」日本武道館でデビュー10周年記念ライブ

Da-iCE花村想太「こんな僕たちでもできると夢をかなえるって証明できた」日本武道館でデビュー10周年記念ライブ

ライブを行ったDa-iCE。(左から)花村想太、工藤大輝、和田颯、岩岡徹、大野雄大

(中日スポーツ)

 5人組ダンス&ボーカルグループ「Da-iCE(ダイス)」が15日、東京・千代田区の日本武道館でデビュー10周年を記念した公演「Da―iCE 10th Anniversary LIVE」を行った。集まった1万2000人の観客を前に10年の軌跡をたどる、ライブ最大曲数の全39曲を披露した。

 7年ぶりの武道館。周囲をファンに囲まれたグループ初のセンターステージ仕様の「It’s not over」の幕を開けた。ハイトーンボイスで歌い上げた花村想太(33)は「行くぞ武道館」と声を上げ、大野雄大(34)も「10周年楽しむ準備はできてますかー!」とツインボーカルが甘い声を響かせ観客を盛り上げた。

 序盤にはデビュー曲「SHOUT IT OUT」やメドレー曲を歌唱。和田颯(29)は「この10年でたくさんの人に出会ってすごく幸せな時間を過ごしているけど、一時期は皆の顔が見られなくなった」とコロナ禍を振り返りしみじみ。「ライブもできなくなって本当に悲しくなった。去年、平穏じゃないけど元に戻って、改めて僕はライブっていうものが大好きで、ここが自分の居場所だって思った。皆さんに感謝です」

 ライブではご無沙汰の「恋ごころ」、「LOST LOVE」など人気曲も披露。岩岡徹(36)もダンスパフォーマンスでファンを魅了した。工藤大輝(36)は「俺らも言うて100曲ある。やらないかもしれない曲もあるでしょう」と苦笑い。大野は「高音がキツいからって敬遠してね」と話し「真っさらになってる。上書きじゃないけど、もう一回入れるのが大変だった」と軽快なトークでもファンを楽しませた。「CITRUS」などは最近の公演でも歌っていたが、花村も「半年あったら忘れます。振り起こし、トータル20曲ぐらいあった」と明かした。

 中盤ではこの10年を振り返り大野は「音楽活動を10年続けてこられた。目の前のことを大事にする、ずっと昔から言いながら活動してきた。改めて、ありがとうございます。これからも、5年、10年、今を大事に感謝の気持ちを忘れず活動していきたい」

 花村も居住まいを正し「我々ちょうど10年前、ラゾーナ川崎って所で、インストアライブで始まりました。今よりあの時のラゾーナの方が大きく見える。それは僕たちの成長でもあるけど、夢をかなえるって本当に難しい10年でした。新人賞取れなかったときもすごく悔しかった。『CITRUS』まで、一生懸命楽曲を紡いできた。で、また10年目に武道館に帰って来た」と思いを伝え、「こんな僕たちでもできると夢をかなえるって証明できた。今が全てじゃない。僕たちが10年で変わったように、みなさんも10年で絶対変わると思う」と呼びかけた。

 リーダーの工藤は「全ての人に感謝の気持ち。インストアライブとかやっていた時期もあって、そのときたくさん来てくれて、今は家族ができて来られない人もいる。皆の人生と一緒に、僕らの活動も続けていけたらと思います。皆さんと僕ら、点と点がつながって線になっていっぱい線ができて面になる。それが6面(ロクメン・ファンネーム)だと思っています。これからもかわらず、楽しんでもらえたらそれが一番」と思いを伝えた。

 ダブルアンコールでは、2月14日配信リリースの新曲「A2Z」をサプライズで初披露。新曲にはファンも大熱狂の様子だった。

 アンコールでは10周年記念アリーナツアー「Da-iCE 10th Anniversary Arena Tour 2024 ―MUSi―aM―」を11月にAsue アリーナ大阪で、12月に東京・国立代々木競技場 第一体育館で開催すると発表した。また、「Da-iCE 10th Anniversary Instore Live 2024 ―MUSi―aM―」も4都市で予定されている。

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