同ドラマは、坂口演じる小勝負勉(こしょうぶ・つとむ)と、杏演じる元刑事の白熊楓(しろくま・かえで)が、公正取引委員会・第六審査、通称“ダイロク”の職員として、談合やカルテルなど不正を働く企業の隠された事実をあぶり出していく “凸凹バディのエンタメ・ミステリー”。
■岩岡徹が演じる“青柳歩夢”の役どころ
第2話では、小勝負(坂口)と白熊(杏)ら“ダイロク”メンバーは、雲海(山本耕史)がテレビで訴えた「花屋が結託し、ホテル天沢をいじめている」発言の真相を調べることに。
そこでキーパーソンとして登場するのが、岩岡演じる新規参入してきた花屋・ブーケドゥッフェ店主の青柳歩夢(あおやぎ・あゆむ)。小勝負と白熊はブーケドゥッフェが老舗の花屋から締め出されているのか調査に向かう。歩夢は脱サラをして、一年前に昔からの夢だった花屋を開店させたばかりだったが、ホテルや斎場の大きな仕事が全く取れず、一般のお客さんに向けての花の販売しかできていなかった。
■第二話あらすじ
小勝負(坂口)と白熊(杏)ら“ダイロク”メンバーは、“ホテル天沢”のウエディング費用のカルテル問題を追っていた。しかし、専務の天沢(山本)のガードは固く、小勝負らは納入業者である花屋へのホテルの下請けいじめにも気づくのだが、有力な証拠をつかめずにいた。そんな時、「不正行為を行なっているのは近隣で結託した花屋側で、いじめられているのはホテル側だ」と雲海がマスコミに流す。
さらに、雲海が圧力をかけたのか、“ホテル天沢”の納入業者いじめの調査は年末までで終了と“ダイロク”メンバーに通達される。そこへ、六角(加藤清史郎)が、“ホテル天沢”のホテル長・長澤(濱津隆之)が退職したとの情報を持ってきたため、小勝負と白熊は長澤の自宅へ。
■岩岡徹のコメント
僕自身も一度仕事を辞め、今の環境に身を置いています。演じさせて頂いた花屋の店主、青柳歩夢と重なりました。彼は花がつなげてくれる人間関係や笑顔がただただ見たく、真摯(しんし)に花と向き合っています。そんな彼の真っ直ぐな気持ちがとてもまぶしい一方、自由で公正な場にすら立てない環境でも、ひたむきに働くその思いが痛ましくもありました。もどかしい競争世界。何か感情が動かされます。良い空気感で撮影できたことも監督をはじめ、スタッフの皆さんや共演者の方々に心から感謝です。ぜひお楽しみください!
■野田悠介プロデューサー(フジテレビ第一制作部)のコメント
岩岡徹さん演じる青柳歩夢は、夢の実現のためにお花屋さんを始めたけれど、どれだけ頑張っても中々成果が上げられない。夢を持って頑張って真摯(しんし)に向き合う姿とは裏腹に商売という壁が立ちはだかっています。そんな青柳の純粋な人柄を岩岡さんに誠実に演じていただきました。ぜひご注目下さい!