A.B.C−Z脱退の河合郁人「今抱えている問題も受け止めていきたい」とジャニーズ退所考えず

A.B.C−Z河合郁人(35)が22日、金曜レギュラーを務めるTBS系「ゴゴスマ −GO GO!Smile!−」(月〜金曜午後1時55分)に出演し、あらためてグループ脱退を報告した。

前日21日、公式サイトなどで、グループの主演舞台「ABC座」最新作が千秋楽を迎える12月21日をもって脱退することを発表していた。ジャニーズ事務所には引き続き所属し、ソロで活動する。

番組の序盤で河合は「急な発表の形になったのでファンの方々は驚かれたと思うんですけど、去年の年末くらいからメンバーには話して、話し合いを重ねて、舞台(上演発表)のタイミングと合わせての(脱退)発表となりました」と説明した。「MCになりたいという目標がありまして、40歳までにかなえたい。来月36になる。1人の男としてまだまだ成長できていないなと感じて決めました。今まで以上にいろんなことにチャレンジして、いろいろな河合郁人を見ていただけたらなと思います」と呼びかけた。歌と踊りを引退するわけではないという。

脱退後もジャニーズ事務所に引き続き所属する。「退所するっていうのはそもそも考えていなかった。退所という考え方にたどりつかなかった」と明かした。「逃げるように見えるのも嫌だし、今(事務所が)抱えている問題も受け止めていきたいと考えました」と説明した。

創業者ジャニー喜多川氏(19年死去)の性加害問題でジャニーズ事務所が揺れるタイミングでの脱退発表。「正直、臆測を呼んでしまうのかなって思いはありました。でも、やっぱり舞台(上演発表)と同じタイミングと、前々からメンバーとも話していたので。今のタイミングで驚かせるし戸惑わせてしまうって分かってはいたんですけど、このタイミングになりました」と述べた。

河合は21日、公式サイトなどでファンに向けて「突然の発表で皆さまを驚かせてしまいすみませんでした」と謝罪した。「僕は40歳までに自分がMCの冠番組を持つ事、MCというポジションを定着させる事を目標としています」と説明。「今まで以上にもっと深くこの世界を経験し、極めていかないと自分の目標をかなえることはできないと思い個人での活動を選びました。自分勝手な行動だと重々承知しておりますが、僕の思いを理解して背中を押してくれた4人のメンバーには感謝の気持ちしかありません」と伝えた。

河合は99年5月ジャニーズ事務所入り。12年2月にA.B.C−Zとしてジャニーズ初のDVDデビューした。20年4月からTBS系「ゴゴスマ〜GO GO!smile!〜」金曜レギュラーを務めるなど、トーク力を生かして情報番組やバラエティーでも活躍している。

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