
1992年、埼玉県行田市に生まれた小林奨さん。なんと小学3年生で45kgに成長!
カップ麺の天ぷらそばから天ぷらをとりだしご飯の上に乗せ、醤油とマヨネーズで味付けをすると、マヨ天丼の出来上がり!マヨ天丼とそばを食べるのが大好きだったという。
来る日も来る日も食べていたので、ついに母からカップ麺が禁止されてしまう。しかし、母の目を盗みカップ麺と共にお風呂に入り、そのお湯でカップ麺を作り風呂場で食べる奇行に!
ここなら思う存分食べられると思いきや、母にバレてしまい、その後も家のどこかで隠れて食べようとするも母の監視は厳しくなるばかり。
そこで奨さんは好きなものを食べさせてくれる祖母の家に行き、おやつとお小遣いをもらい、駄菓子屋でカップ麺を食べるようになり、小学6年生でなんと70kgに!
中学ではスナック菓子を学校に持参し、砕いて授業中にこっそり食べる生活をするも、持ち物検査でお菓子を没収される。しかしその体格から柔道部に誘われ、入部するとなんと県大会ベスト4の実力に。
柔道の才能があると知った母は急に食で応援。食べまくると体重はそのままで身長が伸びまくり1年で14cm伸び、高校に入ると今度はスケボーにハマりさらにスリムに。
しかし大人になり清掃の会社に就職した奨さんは運動しなくなり、ちょっとぽっちゃり。
59kgだった体重は、1年で85kgに。
そんなある日、タイプの女性と出会って1ヶ月後にスピード婚!
結婚式でみんなにかっこいい姿を見てもらいたいと彼女から言われダイエット開始。食事はサラダと豆腐だけにし、毎日欠かさず5kmのランニング。すると1年で85kgから75kgにまで落とすことに成功したが、この成功体験が人生最大のリバウンドを招いてしまう。
簡単にダイエットできると舐めていたため徐々に太っていくことも気にせず食べまくっていた。そしてみるみるうちに100kgオーバーに、体重は人生MAXの105kgに。
そして、ダイエットの神が降りてくる決定的な事件が!
それは息子の保育園の運動会で似たような体型のお父さんがバランスを崩し、観客席に転び、大惨事が起きたのを目にしたことだった。「あんたもこのまま太り続けたらあんな感じになるよ」と妻に言われた奨さんは、子供を悲しませたくなく、もう一度本気でダイエットしてみよう!と意を決することに。
まずは食事を改善し、鶏むね肉とブロッコリー、そして白米もしっかり食べ、リバウンド防止のため、炭水化物とタンパク質を摂取することを心掛けた。さらに負荷をかけるべく10kgの重りを両足に付けて1日20kmのランニング!
そんな生活を1年半送った結果、MAX105kgあった体重は、なんと65kgに! 40kgの減量に成功!そして現在はジムに通って腹筋は6パック!
妻は「惚れ直しました。家族全員の自慢だよね?」、息子も「かっこいい!」と絶賛した。