2028年のロサンゼルスオリンピックでの追加種目について、IOC(国際オリンピック委員会)は13日、野球・ソフトボールを含む5つの競技を承認した。
理事会で承認されたのは、ロサンゼルス大会の組織委員会が提案していた野球・ソフトボール、フラッグフットボール、クリケット、ラクロス、スカッシュの5競技。
来週から開かれるIOC総会で正式に決定される予定で、追加種目として採用されると、フラッグフットボールとスカッシュは、初めてのオリンピック競技となる。
フラッグフットボールは、アメリカンフットボールと似ているが、タックルの代わりに腰につけた「フラッグ」を取るスポーツで、100カ国以上に2,000万人ほどの選手がいるとされている。
また、スカッシュは、4つの壁で囲まれたコートの中で、選手がボールをラケットで打ち合う競技で、アメリカでは2015年から2019年の間で、プレーする人が87%も増加したという。
IOCのトーマス・バッハ会長は会見で、「これらの競技はアメリカのスポーツ文化に完全に合致する」と評価している。