（監修：東京・池袋占い館セレーネ所属の占い師・真龍人（マリユドゥ）さん）
石垣島の占い師 真龍人（マリユドゥ）です。早いもので、あと数日で年の瀬。毎年、口癖のように言っていますが、1年間あっという間でしたね。
今日は、ゆったりした島の空気が流れる石垣島のお気に入りのカフェで執筆しています。バックミュージックにはクリスマスソングが流れ、ホリデイシーズンに彩りを添えてくれます。私が席に座ったとき、ひっそりディスプレイされている絵本にふと目が留まりました。「100年読み継がれる名作 / 宮沢賢治童話集」（世界文化社） 。幼い頃を思い出し、本を開いた先にあったのは「セロ弾きのゴーシュ」という童話です。
町の楽団でセロ（チェロ）を弾いている主人公・ゴーシュが、町の音楽会で発表する第六交響曲の練習をしていましたが、彼だけが下手なままで、楽長からキツく叱られてしまいます。帰宅してからも一生懸命に練習するゴーシュに、「シューマンの『トロメライ（トロイメライ）』をひいてごらんなさい。きいてあげますから」という猫など、毎日いろんな動物が訪問してきて、ゴーシュ自身も気付かないうちに演奏の腕をあげ、最後には演奏会で大成功を収めるお話です。
厳しい楽長や一生懸命にコツコツとチェロを練習するゴーシュの姿をイメージしたら、やぎ座の守護星の土星が浮かんできました。トロイメライ（夢）という曲のタイトルからも、やがてやってくる2023年への明るいイメージが広がりますよね？ たまには童心に戻って、童話（やぎ座の象意には、古くからあるものや伝統的なものがあります）などに触れてみるのも悪くないでしょう。
さて、太陽が22日（木）にやぎ座に移動すると、いて座に滞在していた時期の自由奔放さとは異なる、ピリッとした雰囲気で気持ちが引き締まる感覚を覚えるかもしれません。クリスマスまではお祭りムードでも良いですが、クリスマスが過ぎたら、一気にやるべきことを片付けなければいけないムードになっていきそうです。年明けまでに、多くの星がやぎ座に集結するので“どんなことにもストイックに”が運気を良くするカギになります。恋も仕事も、長期的な努力が報われることでしょう。
そろそろ今年の総まとめをして、占いを参考に来年の目標を立てるのもオススメですよ！ 2022年もお世話になりました。よい年をお迎えくださいね。
この期間の満月と新月は以下の通りです。
◆新月：12月23日（金）……やぎ座・新月（新月の願い事をしましょう）
◆満月：2023年1月7日（土）……かに座・満月（新月で立てた目標の見直しに最適）
新月は何かを始めるパワーがあるとき。満月は物事が満ちるとき。月のサイクルや星からのメッセージを参考にして、やぎ座のシーズンを快適に過ごしてくださいね♪
◆獅子座（しし座：7月23日〜8月22日）
太陽がやぎ座に移動すると、仕事運や健康運が上昇します。全体の運気はスローダウンしてしまいますが、年末にかけて“やるべきことを着実にこなす”という点では吉。また、太陽が「労働と健康」を示すお部屋に歩みを進めるため、忙しい時期に入ります。年末に向かうにつれて、お酒を飲む機会も増えるので、感染症や暴飲暴食などに気をつけるなど、健康管理をしっかりおこなってくださいね。年末には、コミュニケーションの星・水星が逆行を始めるので、年末年始も仕事がある方は、ケアレスミスなどしないように注意したいところです。
年が明けると、1月3日（火）に愛と美の星・金星がみずがめ座に移動します。つまり、あなたの星座の真向かいに滞在するため、対人面を盛り上げてくれるはず。そして、結婚とパートナー運が劇的に改善されることでしょう。1月13日（火）頃からは、対人面がより活性化します。積極的に新年会などの集まりに参加すると◎
今期の新月・満月のテーマは“心と体のバランス”。新月の日は、健康面でのお願い事がオススメ！ 漢方やアーユルヴェーダなどの民間療法を取り入れてみて。満月の日は、自宅などで安静に過ごすほうがベターです。
■監修者プロフィール：真龍人（マリユドゥ）
西洋占星術・心理占星術研究家。愛称は”マリュたん”。20代より占星術を学び、社会人経験を経て2017年より対面鑑定、チャット鑑定、メール鑑定を開始。LINE占いコンテンツ「石垣島の宿命師 マリユドゥ」の監修も手がける。2019年から拠点を沖縄県に移し、西洋占星術とタロットを組み合わせた占いで、お客様の明るい未来を創るサポートに日々励んでいる。対面・オンライン鑑定、占いライター、占い講師として活動中。
個人サイト：https://lit.link/maryutan33
Webサイト：https://selene-uranai.com/
