同舞台は、初演から今年で43年目を迎える人気ミュージカル。今回は、長谷川寧が演出・振付を担当し、新しく生まれ変わる。榊原郁恵(1代目)、高畑充希(8代目)、吉柳咲良(10代目)らが演じてきたピーター・パンの11代目を山崎が務める。
役衣装に身を包んだ山崎は、大勢の報道陣を前に堂々とした様子で登場。ロンドンのウェンディたちの家に忍び込んだピーター・パンが、ウェンディとジョン、マイケルに空の飛び方を教え、ネバーランドに旅立つ劇中歌「アイム・フライング」を披露した。
圧倒的な歌唱力で会場を沸かせた山崎は「ずっとやりたい作品だったので、うれしいというより『私、これやっていいの?』っていう驚きがありました」と出演決定時の率直な思いを告白。「けいこする内に歴代の方々が必死に頑張ってきたんだと思うと、もっと頑張ろうという気持ちになります。すばらしい先輩のピーター・パンのおかげで熱く盛り上がっています」と意気込みを語った。
そんな新しいピーターパンについて、昨年から引き続きウェンディを演じるAKB48の岡部麟(26)は「子どもらしさや元気さが表れていて去年とは違ったキュンキュンを感じています」と絶賛。山崎は「寧さんとお話して、かっこ良くてウェンディが惚れちゃうような大人な部分もあるカッコいいピーターを目指しています」と照れ笑いを浮かべた。
会見には、フック船長役の小野田龍之介(31)、ウェンディ役のAKB48・岡部麟(26)、ダーリング夫人役の須藤理彩(46)、タイガー・リリー役の江上万絢、演出・振付担当の長谷川寧も出席。9代目ピーター・パンの唯月ふうかがMCを務めた。
同舞台は、7月25日から8月2日まで東京国際フォーラム・ホールCで上演するほか、名古屋、大阪、埼玉、長野、新潟、高松を巡る。