瀬戸内を拠点に活動するアイドルグループ・STU48が24日、広島文化学園HBCホールでクリスマスコンサートを開催。来年3月1日に9thシングル(タイトル未定)の発売を発表し、センターは石田千穂(20)がセンターを務めることが明らかになった。
4月に発売された平和を願うメッセージソングである前作「花は誰のもの?」がロングヒットし、多くの歌番組に出演したSTU48。念願だったNHK紅白歌合戦への出場は叶わなかったが、飛躍を遂げたグループの待望の新作が来年3月1日に発売されることが決まった。
「花は誰のもの?」は、瀧野由美子、中村舞とのトライアングルセンターだったが、新作は石田自身2度目の単独センター。21年2月発売された6thシングル「独り言で語るくらいなら」で初めてセンターに起用された際は、心身の不調で一時休養を経験。悔しい思いをしただけに、リベンジの場にもなる。
発表後、石田は「2022年は『花は誰のもの?』でたくさんの方に見てもらう機会が増えて、STU48にとって飛躍の年になったと思います。2023年の最初のシングル、今までのこの勢いを止めずに、さらに加速していけるように、STU48メンバー全員で頑張ります」と決意を明かした。
なお、9thシングルにして、初めて尾崎世里花(25)が選抜入り。尾崎は今年、ファン投票により選ばれた7人で結成されたユニット「STU48 瀬戸内PR部隊 Season2」のメンバーとして全国ツアーなどに出演してきた〝成長株〟だ。
尾崎は涙ぐみながら「私以外のメンバーを推しているファンの方からも、私が選ばれてよかったと思っていただけるように人一倍努力して頑張りたいと思いますのでよろしくお願いします!」と訴えた。
なお、この日のクリスマスコンサートでは、メンバーが華やかなサンタ衣装で登場したり、ファンへのプレゼント企画が行われた。
瀧野由美子は来年、加入を控える3期生を年頭に「3期生もきっと私たちのグループに夢をもって入ってきてくれると思います。来年も、応援してくださる皆さんにたくさん夢をお届けできるように頑張ります」とコメント。キャプテンの今村美月は言葉を詰まらせながら「2023年もみんなで楽しく活動できるよう、そして、3期生も入ってきてくれるので、もっとレベルアップしたSTU48になれるように頑張りたいです。みんなで頑張っていきましょー!」と呼びかけた。