バラエティーでも大活躍するＳＫＥ４８のメンバー、須田亜香里（３０）が３０日、名古屋・栄のＳＫＥ４８劇場で行われたチームＥ公演でグループ卒業を発表した。
劇場公演終了後、「ここで私から皆さんにお伝えしたいことがあります」と切り出し、９月末での卒業を電撃発表。「３０歳になってもＳＫＥ４８として活動を続けてこられたのは、ファンの皆さまからの変わらぬ愛情を受け続けられたから。ＳＫＥ４８が居場所となってくれたからです。本当にありがとうございます」と感謝した。
卒業の理由を「新しい自分に出会ってみたくなったからです。失敗を恐れて挑戦をやめてはいけないと思いました」と告白。途中、涙ぐみながら「〝アイドル須田亜香里〟として多くの経験をさせていただきましたが、これからは〝１人の須田亜香里〟として大切なファンの皆さまに笑顔をより近い距離で届けたい」とアイドル活動からも卒業することを宣言した。
須田は２００９年１１月のＳＫＥ第３期オーディション合格から約１２年半在籍し、現在所属する６１人の中で最年長メンバー。１０年から現在までの表題曲全てで選抜メンバーとして活躍し、ファンへの神対応ぶりから〝握手会の女王〟と呼ばれた。ＡＫＢ４８グループの選抜総選挙では、１３年の第５回で１６位となって選抜メンバー入りしてから毎年ランクイン。１８年の第１０回で自己最高の２位を獲得している。
９月２４日に名古屋・日本ガイシホールで卒業コンサートを行う。
