NHK野口葵衣アナ「サザエさんも近所の方と助け合っていた」

タレント、タモリ(78)が2日放送のNHK「ブラタモリ」(土曜後7・30)に出演。旅のパートナーを務める福岡局の野口葵衣アナウンサー(28)と東京・世田谷区桜新町を訪れた。

桜新町の開発は1898年に英国で提唱された、都市と農村の融合を目指した「田園都市構想」を参考にした。人が集まる場所として計画されたY字路の中心は、そこから駅へと続く道が商店街となり、街のにぎわいにつながる人の流れが生まれることになった。

タモリが「もうほんとにうちなんかも、裏に住んでる人、知らないですもんね。向こう三軒両隣はあいさつもしたりするんですけど、やっぱりそう考えると(Y字路は)大事ですよね」としみじみ語ると、野口アナは「サザエさんも近所の方といろいろ助け合ったりしてましたもんね」と感慨深げ。桜新町は国民的漫画「サザエさん」の舞台で、作者の長谷川町子さん(1920〜92年)が長年暮らした街として知られる。

ロンドンの環境汚染と格差拡大を憂いた社会活動家エベネザー・ハワードは、田園の中で人々が豊かに暮らす理想の都市作りを謳う『明日の田園都市』(Garden City of To−Morrow)を1898年に刊行。1903年にはロンドン北郊にレッチワース・ガーデンシティを実際に建設した。

そこでは多くの公園が住宅地区に配置され、企業の計画的誘致や都市農業の可能性の追求もなされて職住近隣のコミュニティー作りが目指された。ハワードの発想は世界中の都市計画に大きな影響を与え、日本でも東京の田園調布、大阪の千里山住宅が「東洋のレッチワース」として作られた。

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