M―1王者の〝ますおか〟岡田圭右 自虐交え若手にエール「武器を見つけて」

 お笑いコンビ「ますだおかだ」の岡田圭右(54)が24日、大阪市の心斎橋角座で行われたネタライブ「TSUMEATO 2022決勝」に登場した。

 芸歴15年未満の松竹芸人が、漫才・コント・漫談・ものまねなどネタのジャンルを問わずに争うイベント。決勝は12組で行われ、もっともTSUMEATO(爪痕)を残した結成6年目の「オーパスツー」(大ちゃん=31、しんじょう=28)に優勝賞金30万円が贈られた。

 MCを務めた岡田は2019年に再婚し、翌年に男児が誕生。クリスマスイブに若手ライブのMCをしてていいのかとも思われたが、「東野(幸治)さんに『若手の面倒見んと』と言われて、俺も子供が2歳やし頑張らんと」と発奮。舞台が収拾つかなくなった場面では「ここが吉本の弱点。連携が取れん」と松竹と吉本を言い間違えるミスを犯し、若手芸人から「最後に全部持っていった」「一番、爪痕残してる」とボヤかれるなど、明石家さんまばりの仕切りで場を盛り上げていた。

 先日、漫才日本一決定戦「M―1グランプリ2022」が行われ、ウエストランドの優勝で幕を閉じたが、当の岡田も第2回M―1グランプリ王者だ。

 一方で、松竹芸人は03年のアメリカザリガニ以来、19年も決勝進出者を出していない。

 岡田は「俺は世間体はチャンピオンはく奪されてる。ただ『ワォワォ』、『閉店ガラガラ』言ってるだけのオジサンと思われてる」と自虐しながらも、松竹芸人の苦戦について「場数もあるけど、この2年は吉本以外が優勝してる。逆に言えば、松竹にも可能性はあるし、今年も毒舌が優勝すると思わなかった。原因が分かれば簡単だけど、何が正しいかはわからない。公式はない。審査は大変やなと思うけどね」と話した。

 一方で、今回優勝したオーパスツーだけではなく、登場した他の芸人については「絡める機会も少ないし、今日は刺激になりましたよ。今の子はスキルがすごい上がっている」と称賛。

 続けて「売れるにはタイミングもあるから、ナンバーワンよりオンリーワンになった方がテレビでは強い。僕も〝滑り芸〟って言われるけど、武器が明確になったら強い。でも、これが難しい。自分で持つことも人に持たされることもあるから。みんな俺らの時代の時より達者なんだから、その武器を見つけるために、もがいて一歩前に踏み出してほしい」とエールを送った。

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