文化放送の斉藤清人社長の定例会見が19日、同局で行われた。
同局では、人気デュオ「KinKi Kids」がデビュー25周年を迎える当日の今月21日午後10時から、記念生特番「Youたちデビューして25年もたっちゃったの!? 〜KinKi Kids どんなもんヤ! 3時間生放送スペシャル〜」を放送する。当日は「25年」をテーマに、知られざるエピソードや名曲、お祝いメッセージなどで構成されるという。
「―どんなもんヤ!」はキンキがデビュー前の94年10月にスタートした冠ラジオ番組で、初代ディレクター(D)を務めたのが斉藤社長だった。斉藤社長は「当時彼らが15歳で、担当Dの私が30歳。ラジオから28年、デビュー25年、光一さん、剛さんに敬意を表したい」とコメント。当時の文化放送では、デビュー前のキンキにラジオ出演のラブコールを送っていたといい、とあるパーティーの席上で創業者のジャニー喜多川氏から「『キンキを“近々(きんきん)”よろしく』とOKをもらったことが印象的です。『面白い番組を作ってもらおう』と思ったことを覚えています」と振り返った。
今では2人が本音で話せる息の長いトーク番組に。斉藤社長は「3年前、ラジオ25周年の際にも特番をやってもらいました。ちょうど彼らが40歳のときだったんですが、放送開始当時、15歳と30歳のダブルスコアだったからか『斉藤さんって80歳になったの?』という話をしたとかしないとか。光ちゃん、剛、15を足すんだよ…」と当時の関係性に戻ったような表情で笑顔。「KinKiの存在があって、関ジャニ∞、ジャニーズWEST、なにわ男子…。大阪のジャニーズのトップリーダー」と2人の功績をたたえつつ「当日はリスナーに回ろうと思います」と静かに節目の一日に耳を傾けることを明かしていた。