Jr.EXILE世代の若手グループを主役としたスペシャルライブ「BATTLE OF TOKYO〜CODE OF Jr.EXILE〜」が21日、埼玉・さいたまスーパーアリーナで初日公演を迎えた。
Jr.EXILEと呼ばれるGENERATIONS、THE RAMPAGE、FANTASTICS、BALLISTIK BOYZ、PSYCHIC FEVERの総勢5組・45人が約1年ぶりに集結。6月13日発売の小説「BATTLE OF TOKYO vol.5」の内容を演出に踏襲したステージを繰り広げた。
公演前には5グループを代表して、GENERATIONSの佐野玲於(27)、THE RAMPAGEの山本彰吾(27)、FANTASTICSの世界(32)、BALLISTIK BOYZの砂田将宏(23)、PSYCHIC FEVERの中西椋雅(25)が報道陣の取材に応じた。
今回の「BATTLE OF TOKYO」では初めてタイで活動するF.HEROら5グループ総勢17人がゲスト出演。BALLISTIK BOYZとPSYCHIC FEVERの2グループは、昨年8月から今年2月までの半年間、タイを活動拠点としていた縁もあり、実現した。
砂田は「半年間活動拠点を移していろいろ感じたことや、出会いとかたくさんあって、その半年間があったからこそ、今回のBOT(BATTLE OF TOKYO)でタイとジャパンが一緒に手を組んでステージをつくるということにつながった。BOTのプロジェクトは元々、世界にも発信していくプロジェクトだと聞いていた。参加されたタイのアーティストの方たちは、タイでは誰もが知っている方たち。その方たちが日本でイベントを出るというだけでタイですごいニュースになったり、東南アジア全体で盛り上がっている。今年から日本だけじゃなくて、アジアに発信されるということがすごく楽しみです」と笑顔を見せた。
また、佐野はBOTの掲げるアーティストの海外進出を念頭に、その可能性に言及。「日本には世界で戦えるぐらい、ダンスの技術を持った子が多い。技術的にも本当に育つのが早いし、まず心が最高。日本のエンタメを世界に発信してこれだけ元気があるんだっていうのを見せれば、おのずと日本のエンタメ好きな人たちはみんな振り向いてくれると思う。自分らとか自分らよりもさらに下の若い子たちが、絶対外に出るチャンスが出ると思う」と力を込めた。
さらに、BOTは22日、23日の同会場に続いて7月29日、30日には京セラドーム大阪で初開催する。
初のドーム規模での開催について、山本は「僕らRAMPAGEもそうですけど、目標にドームツアーっていうのがやっぱり大きくある。それを夢見て僕たちは日々活動したりとかいろんな場所に行って、ファンの人たちと触れ合ったりしてるんですけど、正直、コロナがあったりして、そういうことも活発にライブができなくなって、いろんなハードルがどんどん高くなっていった。その中での今回のJr.EXILEみんなでのドーム公演なんで、もう一度それこそ僕らよりもっと下の年代の子たちの夢を与える存在にもなれたらいい」と意気込んだ。